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  3. 東京日本橋の長崎アンテナショップで買った底ざらめカステラ6品をご紹介

更新日:2022年2月13日
投稿日:2021年2月1日

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長崎のアンテナショップのカステラコーナー

ふらりと訪れた日本橋にある長崎のアンテナショップ。
長崎の名産品が集まったこちらのお店には、ひときわ目をひく名物のカステラのコーナーがありました。
そこで見つけたのが、この立派な底ざらめのカステラ。
異人堂の底ざらめカステラ
前々から、底にザラメがあるカステラが好きで、よく探していました。
ざらめがなくても美味しいカステラですが、たくさん種類がある中でどのような違いがあるのか、興味が湧いたので、6種類買って比べてみました。
これまで同じように見えていたのですが、食べ比べてみると違いを感じます。
カステラ食べ比べ

カステラ選びのポイントと補足
味や食感もとても大事ですが、「底にザラメが残っているか」「カットされているか」「カットは何切れか」「贈り物に最適か」など、他に気になるポイントもあると思います。
この記事では、開けた中がどうなっているかを撮影してみました。お気に入りを選ぶ際の参考になるかもしれません。
ちなみにですが、ザラメを最初に入れていても、時間が経つと溶け出してしまったりするそうなので、このブログ記事はあくまで参考としていただけるとさいわいです。
購入したカステラはすべて美味しかったです。

東京の日本橋にある長崎アンテナショップへ

こちらが長崎アンテナショップです。
長崎アンテナショップ外観
カステラ以外にも、ちゃんぽん、トルコライス、波佐見焼、五島うどん、佐世保バーガーなどなど、名産品がたくさん揃っています。
美味しそうなものがたくさんあり、つい買いすぎてしまいそうです。
長崎アンテナショップ内観
長崎の名産品

充実したカステラコーナー

今回のお目当て、カステラコーナーは、入ってすぐの目立つ位置にありました。(2020年3月の時点)
カステラコーナー
お買い得カステラがあったり
お買い得カステラ
取り分けやすいカステラがあったり
分けやすいカステラ
焼くのが難しい五三焼きカステラがあったり
五三焼きカステラ
異人堂さんのカステラがあったり
異人堂のカステラ
フルーツ味のカステラがあったり
フルーツのカステラ
はちみつのカステラがあったり
はちみつのカステラ
和三盆のカステラがあったり
和三盆のカステラ
諫早で一番古いお菓子屋さん、森長さんのカステラがあったり
森長のカステラ
そして、カステラサイダーもあります。
カステラサイダー
さらには、カステラのプリンがあったりと、
カステラプリン
バラエティ豊かなカステラコーナーで、眺めているだけでも飽きません。
このたくさんの種類の中から、悩みに悩んで、6種類プラス、番外編の商品を購入してみました。
購入したカステラたち
次のページからは、一つずつ、カステラの底を写真でご紹介します!

その1. 須崎屋 和三盆糖 長崎五三焼きかすてら 形おとし

須崎屋「五三焼 形おとしカステラ」は、お買い得品のコーナーから。
お買い得品のコーナー
形おとしと言っても、商品版と比べてなんの遜色もなく、美味しい味は変わりません。
須崎屋五三焼形おとし
窓から覗ける底ザラメ。画像が悪いので恐縮ですが、実際はとてもはっきり確認できます。
窓から見える底ザラメ
慶應三年創業の須崎屋の職人さんが、丁寧に焼き上げた五三焼です。
慶應三年創業
原材料には、和三盆の文字。もち米も使用されているのですね。
須崎屋カステラ原材料
この底ザラメは圧巻です。
須崎屋底ザラメ
底紙から覗けるザラメにテンションが上がります。
底の紙のアップ
簡易包装で、カットされているのでお手軽お気軽に食べられます。
須崎屋パッケージの様子
お気軽に食べれる分、一部表面がくっついてしまっていますが、味に問題はございません。
皮がはがれたカステラ
正面からのアングル。しっとり焼き上がっていて、とても美味しそう!
正面からのアングル
横から見たところ。
須崎屋横から見た所
須崎屋さんの長崎五三焼きかすてらは、ふんわりとしていて、見ればわかりますが底ザラメの量がすごく多い!
個人的感想なのですが、中華風蒸しパン「マーラーカオ」に食感が少し似ていると思いました。
価格がとにかく安く、お得感が満載。
3時のおやつに、みんなでワイワイと食べるならこちらをおすすめしたいです。

その2. 須崎屋 特選和三盆糖 長崎五三焼きかすてら 化粧箱 0.5号

須崎屋 特選和三盆糖 長崎五三焼きかすてら 化粧箱です。
須崎屋五三焼かすてら化粧箱
原材料の表記です。
須崎屋五三焼 原材料
中身はこのようになっています。硬めの厚紙(和紙のような素材)の箱で、素敵なパッケージです。
須崎屋五三焼 開けたところ
6切れ入です。
須崎屋五三焼 6切れ入り
側面を御覧ください。パッケージの痕がついてしまうくらい柔らかいです。
須崎屋五三焼 柔らかい
正面から見たところ。
須崎屋五三焼 正面からのアングル
底部のザラメは、横から見てもわかるほど。
須崎屋五三焼 底部
ザラメは、形おとしと変わらず存在感があります。
須崎屋五三焼 底部のザラメ
五三焼の由来が記載されていました。
焼くのが難しいのですね。
須崎屋五三焼の由来
化粧箱入のこちらのカステラも、味は形おとしと変わらず美味しく、パクパクいけました。
贈り物やお土産にお渡ししたい時は、化粧箱がしっかりしていて「プレゼント感」があるので、こちらの商品がおすすめ。
ザラメ好きにも、そうでない人にもこの底ザラメは初めて見る人にはインパクトがあると思います。

その3. 異人堂 特製五三焼かすてら

異人堂 特製五三焼。木の箱に入っていて、贈答用にもちょうどいいと思いました。
異人堂五三焼かすてら化粧箱
開けたところ。
異人堂五三焼かすてら 開けたところ
原材料はこちら。
異人堂五三焼かすてら 原材料
5個にカットされているので、取り分けやすいです。
異人堂五三焼カステラ 5個入
サイドから見ても、底のザラメがはっきりわかります。
異人堂 底部アップ
しっとり焼き上がった正面のアングル。
異人堂 正面のアングル
よこから見たところ。
異人堂 よこからのアングル
底部に、しっとり感を感じます。
しっとりとした底部
底のざらめがたまりません。
異人堂の底ざらめカステラ
ざらめがしっかりと主張しております。
異人堂の底ざらめアップ
異人堂さんの特製五三焼かすてらは、しっとりとして美味しく、生地がきめ細やか。
味が濃い気がしました。ザラメのバランスが良く、上品な甘さが口に広がる一品でした。
木製の箱に入っているので、贈り物感がしっかりとあります。
いただいたら、気分が上がる一品だと思います。

その4. 長崎和泉屋 五三焼カステラ蜂蜜 0.6号 6切入

長崎和泉屋 五三焼カステラ蜂蜜。黒のパッケージがおしゃれです。
長崎和泉屋 五三焼カステラ蜂蜜
原材料の表記です。
長崎和泉屋 五三焼原材料
五三焼の由来が書かれたパッケージ。
長崎和泉屋 パッケージ
6つにカットされていて、取り分けやすいです。
長崎和泉屋 6切れ入
正面から見たところ。
長崎和泉屋 正面のアングル
横から見たところ。
長崎和泉屋 横からのアングル
底部分にザラメを感じます。
長崎和泉屋 底部
無作為に敷かれたザラメがいい感じです。
日が経つと、溶け出すそうで、なるべく早く食べるのがおすすめとのこと。
長崎和泉屋 ザラメの様子
長崎和泉屋さんの五三焼カステラ蜂蜜は、その名の通り、蜂蜜を感じる一品でした。
ザラメが程よく、卵の存在を感じました。
きめ細やかな生地は、甘さがくどくなく、しっとりとしていていくらでも食べられそうでした。
黒い箱がおしゃれで、贈り物にもお土産にもマッチしている商品だと思いました。

その5. 杉谷本舗 長崎カステラ紀行蜂蜜風味5カット

創業文化8年の杉谷本舗の長崎カステラ紀行蜂蜜風味です。
パッケージが変わったと思われます。(ブログ内の画像は2020年3月時点のものです)
杉谷本舗 長崎カステラ紀行蜂蜜風味
原材料の表記です。
杉谷本舗 原材料
蜂蜜たっぷりな様子がイメージできます。
杉谷本舗 パッケージ
しっかり包装されています。5つにカットされています。
杉谷本舗 開けたところ
正面から見たところ。
杉谷本舗 正面からのアングル
横から見たところ。
杉谷本舗 横からのアングル
底部のしっとり感がたまりません。
杉谷本舗 底部
底部のザラメの様子。
杉谷本舗 底部の様子
杉谷本舗さんの長崎カステラ紀行蜂蜜風味は、しっとりしていてほのかに感じる蜂蜜がポイント。
しっとりとしていて、程よい甘さが口に広がる一品でした。
購入したのは2020年3月頃ですが、その後、パッケージのデザインは変更されているようです。

その6. 菓秀苑 森長 長崎カステラ(ハニー)

創業1793年、菓秀苑 森長の長崎カステラ(ハニー)です。
細長い1本サイズの仕様で、お好みの分量を自分でカットできます。
菓秀苑 森長 長崎カステラ
原材料の表記です。
菓秀苑 森長 原材料
紙の包装を取ると、紙の箱のパッケージです。
菓秀苑 森長 パッケージ
ビニールでしっかり包まれています。
菓秀苑 森長 中身
横から見たところ。
菓秀苑 森長 横からのアングル
底部の染み込んだあたりがとても美味しそう。
菓秀苑 森長 蜂蜜の染み込み
カットしてみました。
菓秀苑 森長 カットしたところ
底面もしっとりと美味しかったです。
菓秀苑 森長 底部
菓秀苑 森長さんの長崎カステラ(ハニー)は、はちみつを感じるしっとりとした一品。
画像を見てもわかりますが、底から生地に染み込むこの感じがたまりません。
他と違うのは、カットされていないので自分のお好みの量で取り分けることができる点です。
恵方巻のように食べることもできます。

番外編

カステラぷりん

数あるカステラコーナーで目を引いたのが、この「カステラぷりん」。
メディアで取り上げられた事もあり、福山雅治さん効果もあって、大人気なのだそう。
画像を見返して気づいたのですが、店内に福山さんのポスターも貼られておりました。
カステラプリン
というわけで買ってみたカステラぷりん。
5年連続モンドセレクション金賞受賞の商品です。
長崎カステラぷりん
2個入りの中身はこのような感じです。
長崎カステラぷりんの内容
ザラメをかけてみたところ。これがあってのカステラぷりん、という感じがしました。
味は、もちろんカステラの味で、美味しかったです。
カステラぷりんにざらめ

カスドース

長崎県平戸市の郷土菓子です。個人的に大好きな商品なので、ご紹介します。
以前、長崎を訪れた際にはまり、以来見かけると必ず買うようになりました。
カスドースは、カステラを卵黄でからめて糖蜜で揚げたポルトガル伝来の銘菓です。
卵黄の風味をふんだんに感じることができる、カステラのフレンチトーストのようなスイーツです。
カスドースの断面
アンテナショップを訪れた際、カスドースが陳列されていました。
カスドースの陳列
黒と黄色が基調の、カスドースのパッケージ。
カスドースのパッケージ
原材料の表記です。
カスドースの原材料
開けると、個包装になっています。
カスドースの中身
皇室にも献上されていた由緒あるお菓子です。
カスドースの説明
卵黄をたっぷりと使った、この黄色み濃いふわふわなお菓子は、クセになります。
カスドースの外観

かすていらサイダー

あまり見かけたことがないので買ってみたご当地「かすていらサイダー」。
飲んでみると、確かに鼻に抜ける感じがカステラです!
カステラをサイダーで表現できていることに、びっくりの一品でした。
かすていらサイダー
パッケージ。かすていら。
かすていらサイダー パッケージ
350mlのビールと比べるとこのサイズ。割と小さめです。
かすていらサイダー サイズ
原材料。
かすていらサイダー 原材料
こちらの説明にあるように、カステラは、長崎で独自の進化を遂げているんですね。
今では長崎だけではなく、多くのカステラが世の中で手になるようになりました。
これからも、美味しいカステラを見つけたら、記事でご紹介できればと思います。