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  3. 中古をフルリノベして3年経った設備はどうなった?

投稿日:2018年1月11日

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リノベーションのその後

中古住宅を購入し、フルリノベーションをしたのが2015年でした。
あれからもう3年が経ち、あっという間に2018年になりました。

リノベーションをしたという記事はよく目にしますが、これからリノベーションを検討する方にとっては、設置導入した設備が数年経ってどうだったか?ということも気になるポイントかもしれないと思ったので、現状で思っていることをまとめてみました。

中古住宅を購入&フルリノベーションしてわかったことまとめ」の3年後です。

住んでみての感想

導入した設備についての感想を思いついたままに書いてみました。

コンセントの位置はとても重要

最初に設備よりも地味ですが、とても重要なコンセントの位置について。
これは、住んでみないとわからないというのが正直なところなのですが、私の場合、玄関にコンセントが無いのが辛かったです。
最初の年に、下駄箱の横にカビを発見してしまい、それから除湿機を設置することにしました。
そのコンセントは玄関の扉を開けたすぐ近くのコンセントから引っ張っています。
玄関内に電源があったら、コードがもっとスッキリできたんじゃないかと思っています。

ガスファンヒーターは正解

本当に助かっています。
元々1階にしか、ガス暖房の栓が無かったので、2階にも取り付けました。
すぐに温まりますし、エアコンより空気が乾燥しないのも良いです。
極寒の時は、ガスファンヒーターとエアコンのダブルで即暖です。
古い木造住宅が寒いというのもあるので、こういった対策をとっておいて良かったと思っています。
ガスファンヒーター

お風呂場のサイズは慣れる

120のサイズですが、全く問題ありません。
Kindleをジップロックに包んで映画と読書で長風呂しています。
お風呂場も天井が低いが為に設置をしたガスヒーターも大活躍です。
お風呂場を開けておけば、脱衣所も温まりますし、洗濯物も乾きやすいです。
電気よりもすぐ温まるとのことで正解でした。

狭い洗面所は慣れる

洗面所のスペースは狭いですが、これも使っていて特に気になることはありません。慣れもありますが、ちょっとしたものを置くスペースくらいはあるので、特に困っていません。
洗面台は、ものが外から見えない仕様(全面ガラスの扉)にしたのは正解でした。扉の中に小物を収納できるので、見た目がスッキリしています。
洗面所

トイレの水圧は問題なし

トイレは安いTOTOのピュアレストQRにしました。
水圧が弱そうな印象でしたが、詰まるなどの問題もありません。
トイレでストレスを感じたことはないです。

キッチンについて

シンクの上にライトが無いのが失敗でした。
換気扇の上には備え付けのLEDライトがついていますが、部屋の明かりとそれだけでは手元が暗いです。外付けが出来ますが、ライトのコードが外に出るのが見た目的に微妙で、設置していません。施工時につけておけばよかったです。

上から下がってくる棚は下げることなく使っています。活用できているお宅もあるかと思いますが、位置が微妙で、我が家ではあまり活用していません。
そして、シンク内の水切りカゴは、見た目はすっきりするのですが、洗った食器の乾きがあまりよくありません。
夜洗って、次の日の朝になってもまだ乾いていないこともあり、keyucaで購入した棚を新たにシンク上に追加して、使っています。
KEYUCAの棚
シンク内の水切りカゴは、今はペットボトルをゆすいだ後の捨てる前の一時置きになっています。
水切りかご

TAKAGIの浄水器を使っているのですが、浄水された水の味が少し好みではありませんでした。
スペアのカードリッジが高いこともあり、1年後くらいからは、ブリタの浄水ポットを使うようになりました。

玄関扉は

玄関の扉は気に入っています。
友人がくると、いいねぇと最初に褒めてもらえるのもやはり玄関です。
門構えが良いとなんとなくよく見えるかも。。
感覚を文字にするのが難しいのですが、家に帰ってくる時に、ちゃんとした家という感じがして、安心感があります。

照明はあまり気にならない

好きなデザイナーなどの照明を取り入れたいのですが、とりあえず、見た目の良さで決めた照明を活用しています。
こだわれればこだわりたいですが、デザイナーもののレプリカも売られていたりするので、予算に応じて対応できる箇所の1つだと思います。
照明
ちなみに購入したのはこのサイトから。
照明の販売 AMBERFOREST
かっこよくて雰囲気のある照明が、リーズナブルなものから、高級なものまで揃っており、選ぶのが楽しかったです。
我が家は、後藤照明などのペンダントライトを購入しました。

フローリングはみんな気になるみたい

フローリングはみんな気になるようです。
ホワイトオーク調の床はわりと明るくて良い感じです。1階は日当たりがあまりよくないので、明るい印象になります。
2階のフローリングはこだわりのヘリンボーンですが、そこまで目に留まる人はいないようです。
うちのは床は塩ビタイルなので、傷がつきにくく、水にも強く、掃除もしやすいので、よかったと思っています。
とはいえ、無垢材の床は、雰囲気もあり傷を楽しめる余裕があるのでやはり憧れます。
ヘリンボーンの床

人感センサーライト

玄関の内側は、人感センサーのライトにしましたが、これは正解でした。
スイッチのオン・オフをしなくてすみます。
人感センサーは、積極的に活用しても良いんじゃないかと思いました。

二重窓にしてよかった

二重窓は、リノベーションの後に、追加で工事をしました。
防音対策です。窓は古いままだったので、寒そうということと、家の中のミシンの音で周りに迷惑をかけたくないという目的もありました。
やはり、二重窓は音の聞こえが全く違います。外側の窓1枚だけでは防げなかった音をシャットアウトしてくれます。
そして、窓が2重だと、どことなく安心感があります。
この工事については、工事の写真も少しありますので、別の記事にまとめたいと思っています。

ベランダのウッドデッキ

工事業者の方に「ウッドデッキはオイルステインを塗ったほうがいいですよ」と言われていたので、初年度から2度塗りをしました。
が、最近の梅雨シーズンの多量の雨のせいか、1年半を過ぎた頃には剥がれてきてしまいました。
また再度塗りましたが、こういったメンテナンスはちょくちょく行わないといけないと感じました。

家の真横に除草剤

設備ではないのですが、住んでみて気になる部分。
うちは狭い敷地に家が建っている為、庭はありません。
家の横に土の溝があるのですが、そこに草が生えると、蔦のように壁をつたって育ってしまいます。これは困ったと、除草剤を撒くことで解決させました。
これは定期的にやらないとならないので、リノベーション工事の時に、コンクリートにしてもらっておけばよかったです。

安くても良いものと、高いほうが良いもの

まず、古い家で壁が真壁(しんかべ)であれば、大壁(おおかべ)にするのは最優先だと思いました。
大壁にすれば、断熱材を入れられますし、追加で設置する配線関連を壁の中に入れることができます。

設備については、基本的には安いものでも基本的な機能がありますので、十分満足できると思いました。
個人的な感想でいえば、二重窓、キッチン、ガス給湯器は、お金をかけても良い場所かなと思います。
トイレとお風呂はこだわりが強くなければ、安くても満足度は変わらない気がします。(私が高いのを知らない為)

耐震について

地震大国ですし、とても気になることだと思います。
業者の方とも相談したり、構造を見ていただいて、古い割にしっかりしている状態だったこともあり、考えた結果、耐震補強は今回はしないことにしました。
我が家は築35年を超えた古い建物なので、本気で耐震補強をするとなると費用も多大にかかりますし、柱を増やして部屋が少し狭くなると思います。
今のところ特に問題はなく3年経ちました。

以上、今現状で思うことを書き出してみました。
次回は、3年経って思う、設備以外の気持ちの部分を書いてみたいと思います。