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このところ日本語URLに関する記事を多く見かけるようになってきました。
私も、日本語URLのSEO効果については考えをまとめきれていなかったのですが、参考情報などを元に、日本語URLをWordPressで採用することにしました。
参考にした情報をまとめておきます。
▼住太陽さんのブログ
2009年6月17日のブログをいろいろいじった の記事で日本語URLを採用したことが書かれています。
それから、トップページ以外のページのURLが全部変わったことと、日本語URLを採用したこと、カテゴリをやめたことなど、かなり思い切ったことをたくさんしましたが、これが後々どう検索エンジンに評価されるかというのもちょっと楽しみです。
住太陽さんはSEOの第一人者だと聞いていましたので、MovableTypeからWordPressへ変更したこと、日本語URLを採用したことは、非常に興味深いです。
実は日本語URLについては少し前から気になっていました。
▼海外SEO情報ブログ
2009年6月2日のWordPressブログでSEO その2 From Matt Cutts at WordCamp 2009 の記事でこんなことを言っていたそうです。
パーマリンク設定
WordPressでのベストな個別記事URLは、「/%postname%/」を設定して記事タイトルをURLに入れた形式。
WPはデフォルトで「?p=123」のように記事のIDが各ポストのURLになります。
SEOを考慮すると、記事のタイトルをURLに含めるとよいということですね。
SEOだけではなく、ユーザーに対する分かりやすさでも適しています。
日本語のタイトルでもUTF-8でエンコードしてくれるので、最新のブラウザやサーチエンジンの検索結果では、日本語表示されます。
ただ、UTFエンコードのURLは日本語にデコードされないと長くなり、まったく意味不明になってしまい、見にくく(醜く)なるので僕は利用していません。
Google, Matt Cutts(マット・カッツ)氏によるWordPressブログSEOのプレゼンテーションの和訳が書かれています。
他にも、検索してみました。少し古いですが参考になるブログ
▼Tokyo O life – ずばぴたテック
2008年2月29日の日本語URLはSEOに有効?の記事で書かれています。
WikipediaやAmazonは、検索エンジンに強い=SEOが良く効いている。
これは、「日本語URLの採用」が効果を発揮しているのではないか?
という仮説で、Wikipediaの詳細ページのURLとAmazonの商品ページのURLについて触れています。
以下は、上記のブログの中で紹介されていた2007年の記事です。2009年に見ても参考になりました。
- 日本語URLを導入するアマゾンの狙いはSEO?
- SEO対策にはUTF-8(文字コード)
このように日本語URLのSEOについての検証は深くされていないようですが、リスクをとってでもSEOを検証していこうという考えでコアラは情報を集めるのだ!の個別記事URLは日本語にしました。
といっても、SEOで大切なのは、内容の読みやすさと内容の充実なので、コアラは情報を集めるのだ!でどこまでSEOを検証できるのかはまだまだこれからです。
UTFエンコードのURLは日本語にデコードされないと長く意味不明になるという件は、とりあえずAmazonに習ってとは、目的もコンテンツも違うので言えませんが、とりあえず検証するという意味で良しとしました。
WordPressの日本語URLの方法
WordPressの 設定 → パーマリンク設定の設定で、カスタム構造 /%postname%/ と設定します。
090619追記
住太陽さんのブログで、日本語URLに関する修正の記事がありました。クリティカルな事というよりは、戦略、ログの集計といった部分に関することだと思います。
Wordpressの日本語URLエンコードの修正
http://www.motoharusumi.com/wordpressの日本語urlエンコードの修正
しかし、私はまだそれくらいSEOに関係するのかよくわからないというのと、WordPressがバージョンアップする度に書き直すのかな(調べてもいませんすみません)というのが気になって何もしていませんです。
404のお知らせがよく来る(主に巡回ロボット)なのでたぶん影響あるんだろうなー、と思いつつ。。