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デバイヤーの鉄フライパンに引き続き、柳宗理の鉄フライパンを購入しました。
少し小ぶりの18cm、蓋付きの鉄フライパンです。
鉄フライパンを購入したら最初にやる作業「焼き込み」(焼き込み、焼きならし、油ならしとか言われているみたいです)をしましたので、リポートしてみたいと思います。
今回は40枚以上の写真で全行程を完全バージョンでお届けします!
商品到着
Amazonで購入しました。即日到着!
外箱。
シンプルなデザインで、かっこいいです。
箱の中。
蓋が動かないよう、輪ゴムで固定されています。
中身。
焼き込み方が書かれた説明書や、鉄フライパンの取り扱いの注意書きも入っています。
当たり前ですが、日本語で書かれているので、安心です。
ちなみに! 焼き込みの方法は、HPに書かれているものと、同封されていた説明書とでは、若干違います。
二つの方法を見比べながら、いいと思う工程を選びながらやってみました。
焼きこみにとりかかります
1.まず洗います。
【HP】本体を食器用洗剤とスポンジにて洗い、洗い流したあと水気をふき取る。
【説明書】濡れた布できれいに拭いて、焼き込みを始める。
最初は、やっぱり洗剤を使ったほうがいいと思いましたので、洗剤を使用。
【ホームページの方法】を採用しました。
洗剤で洗い、
洗い流し、
タオルで拭きます。
2.焼き込みスタート。
【ホームページの方法】【説明書の方法】共に、ほぼ同じ事が書かれていましたが、【説明書の方法】のほうが丁寧だったので、こちらを採用。
フライパンを中火以下で加熱しはじめ、
暖まったら火力を強火にします。
焼き込みは、15〜25分かけて、じっくりと行います。
フライパンを動かし塗装の残っている部分を炎に当てて、全体を焼き込むようにします。
少し白い煙が出はじめ、
だんだんと色が変わっていき、
少しずつ少しずつ全体が変色してきます。
炎が当たる部分が紺色(黒色)から薄い青色に変化していきます。
玉虫色というか、メタル感が出てきます。
端のほうもしっかり熱を入れる
後ろは、こんな感じです。
第一段階終わり。
煙はデバイヤーほど出ないですが、確実に異臭は感じます。換気は十分に行ってください。
3.焼き込みが終わったら、そのままゴトクの上で冷まします。
十分に冷ましてから、
洗剤で軽く洗い、
水で洗い流します。
色の変色が確認できます。
キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
何も汚れはついてきません。
4.油をなじませます。
ホームページの説明と、添付されていた説明書で、方法が大きく異なっている部分です。
- 【ホームページの説明】水分を乾燥させた後、内側、外側とも油を薄く塗って、収納。
- 【添付の説明書の説明】水分を乾燥させた後、内側、外側ともまんべんなく油を塗り、中火で加熱しながら油をなじませる。油がなじんだら、(薄く煙が出始めたら)火を止め、もう一度薄く全体に油を塗って、余分な油を拭き取ったら、完了。
ホームページの説明では、油を薄く塗って終了のようでしたが、今までデバイヤーのようにガンガン焼き込んだ経験があると、ここで終えたら物足りない!と感じてしまいました。
もちろん、どちらがいいという物でもないと思いますので、「煙が出て嫌だ。困る」という方は、ホームページで説明している方法でいいと思います。
私は、油を塗って
加熱しました。
3の工程より、煙が多く出ます。
結構な煙の量です。
煙とともに、少しずつ塗料(?)のようなものが出てきます。
どんどん煙が出てきます。
煙が目視できます。
【説明書の解説】によると、これで完了!
なような感じですが、もう少し焼き込みたい自分の欲求が出てきました。
さらに油を足し、
再加熱。
さっきより、塗料が浮き上がってきました。
そろそろいいか、と終了。
冷ましてから、水で洗い、金たわしで塗料をこすり落としました。
結構、粘度の高い感じです。
ガシガシこすっていたら、指がこんな感じに。
水気を拭き取ったあと、
フライパンの表と裏、全体に油を薄く塗って完了。
結構、黒いものが付いてきます。
これぞ鉄だと思いますが、はじめは、くず野菜を炒めたりした方がいいかもしれません。
ピカピカの柳宗理のフライパン、完成。
おわりに
感想としては、デバイヤーより煙が少なく、それと比べると手間はかからないなと思いました。
あと、このフライパンは軽いです。
「デバイヤーは、ダンベルを持っているよう。重厚感がある。柳宗理は、軽くて振るのが楽」といった印象でしょうか。
で、どっちが使いやすいのか?というと、料理次第ってことだと思います。
フライパンには色々な種類はあれど、鉄のフライパンは、料理をする者にとっては愛着のわくツールなのかもしれないなと思いました。
私の場合は、鉄フライパンの味わい深い鉄板をみながら、美味しいお酒が飲めるくらいになってきました。
デバイヤーもいいですが、柳宗理もおすすめです。