目次
自家製カレー粉を使ったドライキーマカレー
20種類のスパイスを使った自家製カレー粉パウダーで、ひき肉のドライカレーを作りました。
ドライカレーとキーマカレーの違いは?
今回作るカレーが、キーマカレーって呼べばいいのか、ドライカレーって呼べばいいのか、わからなかったので調べてみました。
キーマカレーは、ひき肉を使ったカレーのことで、ドライカレーは、文字通り、ドライなカレーのことのようです。ドライカレーがざっくりなので、もう少し掘り下げて詳しくみてみると、
ドライカレーは日本のカレーライスのバリエーションで、現在、次の3つのスタイルがドライカレーと呼ばれています。
挽肉とみじん切りにした野菜を炒め、カレー粉で風味をつけ、スープストックなどを入れて煮詰め、平皿に盛った白飯に載せた料理。インド料理のキーマカレーに似ているが、汁気はずっと少ない(挽肉タイプ)。
カレー風味の炒飯であり、家庭で簡単に作れる「ドライカレーの素」や冷凍食品が各社から発売されている(炒飯タイプ)。
「カレーチャーハン」とも呼ばれる。
「カレーチャーハン」とも呼ばれる。
生の米と具材を一緒に炒め、炊き上げたもの(ピラフタイプ)。写真は、パキスタンやインドの家庭料理タハリ。
出典:wikipedia、ヲ的等弐伊訳氏、他
なるほどー、今回目指すのは、ドライカレーのひき肉タイプですね。
ただ、ドライカレーというと、ピラフを想像してしまいそうなので、あえてここは、ひき肉を強調するべく、
ドライキーマカレーって呼ぼうと思います。
自家製カレー粉でドライキーマカレーを作ろう
さぁ、今日は、前回作ったカレー粉を使ってキーマカレーを作りますよー。
おぉ、20種類のスパイスをブレンドしたカレー粉で作るカレー待ってました!
キーマカレーってひき肉のカレーですね。
キーマカレーってひき肉のカレーですね。
そうそう、今回は、キーマカレーといっても、ドライカレーを作ります。
20種類のスパイスを使ったひき肉のドライカレーって感じですね!
いいですね!作り方はこんな流れです。
料理の手順
- 材料を準備する
- ターメリックライスを炊く
- ひき肉にナツメグ、塩、胡椒で下味をつけておく
- トマトは皮をむき、粗みじん切りにする
- 玉ねぎ、ニンジン、ショウガはみじん切りにする
- ニンニクはすりおろす
- フライパンで野菜をじっくり炒める
- ひき肉を別で炒め、余分な油をとる
- トマトを入れ、水分がなくなるまで炒める
- カレーパウダー、塩を入れ、5分ほど炒める
- コンソメ、水、胡椒を入れ、水分がなくなるまで炒める
- ターメリックライスと合わせて、出来上がり
今回のポイントは、玉ねぎの甘みを引き出すことです。
甘みってどうやって引き出すんですか?
強火でフライパンを振りまくることですね。
ちなみに、勉強したわけではないので、これは勘なんですけどね。
ちなみに、勉強したわけではないので、これは勘なんですけどね。
おお、そしたら、今日はそのワザも見れるのですね!
技ってほどでもないです。雰囲気、雰囲気が大切。
たいてい雰囲気さえよければ美味しくなる!
たいてい雰囲気さえよければ美味しくなる!
なんとなくすごいですね。
では、ここに材料を書いたメモがあるので、用意をお願いします。
ターメリックライスの材料(3〜4人分)
- 米 2合
- ターメリックパウダー 小さじ1/2
- バター 10g
- 塩 少々
※ターメリックパウダーは、入れ過ぎ注意。
キーマカレーの材料(3人分)
- 合い挽き肉 300g
- 玉ねぎ 1個
- ニンジン 1本
- ニンニク 1片
- ショウガ 1片
- トマト 大1個(200g以上)
- サラダ油 大さじ2
- コンソメ 小さじ2
- 水 100cc
- 赤ワイン 大さじ2
- クミンシード 小さじ1
- カレーパウダー 大さじ2
- 塩 小さじ1
- 胡椒 少々
- ナツメグパウダー 少々
※トマトは、完熟のものをつかいましょう。
料理開始
ターメリックライスを炊きます
では、まずはじめに、ターメリックライスを炊きましょう。
黄色いご飯ですね。
お米を普通に研いで、水を入れたら、ターメリックパウダーと、塩を入れます。
ぐるっとよくかき混ぜて、上にバターをぽんと入れたら、炊飯器のスイッチオンです。
ぐるっとよくかき混ぜて、上にバターをぽんと入れたら、炊飯器のスイッチオンです。
簡単ですね!
ターメリックパウダーは、入れ過ぎると苦くなっちゃうんですね。
今回はお米2合に、1/2のターメリックパウダーですか。
ターメリックパウダーは、入れ過ぎると苦くなっちゃうんですね。
今回はお米2合に、1/2のターメリックパウダーですか。
これでも、わりとパワフルに色がつくんですよ。
具の下ごしらえをします
合い挽き肉に、黒胡椒、ナツメグパウダー、塩をふっておきます。
ナツメグは、臭みを消す為に入れるんですが、入れすぎるとナツメグの味になっちゃうので、入れすぎ注意です。
ナツメグは、臭みを消す為に入れるんですが、入れすぎるとナツメグの味になっちゃうので、入れすぎ注意です。
なるほどー。
次はトマトの下ごしらえです。
トマトは完熟のものを使うんですね。
そうなんです、少しやわらかいくらいのトマトがいいです。
太陽の恵みたっぷりですね!
たっぷりですねー。
皮が残っていると、食感が悪いので、皮をむきます。
皮が残っていると、食感が悪いので、皮をむきます。
トマトの皮むきって面倒ですよね、お湯を沸騰させてやる湯むきですよねー?
いーえ、文明の利器を使います。電子レンジですね。
おっと。お手軽。
直火であぶってやる方法もかっこいいので、やりたいのですが、今回は完熟トマトなので、汁がドボドボで大変です。
電子レンジで、やりましょう。
トマトのおしりに十字に切れ目を入れて、電子レンジで30秒。
ほらこの通り、簡単にむくことができます。
おぉ、すごーい。
このあと、荒くみじん切りにしておきます。
あとで炒めるときにグシャグシャにするので、気合を入れてみじん切りにしなくても大丈夫。
あとで炒めるときにグシャグシャにするので、気合を入れてみじん切りにしなくても大丈夫。
あ、トマトの汁がたくさん、でてきますね。これもちゃんとお皿にとっておきますね。
次は、玉ねぎ、人参、ショウガを細かくみじん切りにしていきます。
これは、面倒くさいですねー。
細かいみじん切りをするときは、フードプロセッサーが便利です。
特に、キーマカレーのように、具材の大きさを整えて、食感を大切にしたい場合は、なおさらですね。
特に、キーマカレーのように、具材の大きさを整えて、食感を大切にしたい場合は、なおさらですね。
なるほどー。楽をしたいだけだと思っていました。。
ほら、この通り。
あと、ニンニクは、すりおろしておきます。
みじん切りじゃないんですね?
ニンニクはなじませたいんです。じゅわぁーーっとね。
コダワリポイントですね。
材料を炒めていきます
フライパンに、サラダ油とクミンを入れ、弱火にかけます。
クミンは焦げやすいので、弱火でじわじわ熱を入れてください。
クミンは焦げやすいので、弱火でじわじわ熱を入れてください。
こんな風に、クミンが泡だってきたら、ニンニクとショウガを投入します。
ニンニクとショウガを炒めている時の香りは最強ですねー。もうお腹空いてきました。
ニンニクとショウガが炒められたら、人参とタマネギを入れます。
ここからは、強気に強火で! ガンガン10分くらい激しく炒めます。
これで5分炒めたくらいですね
強気に振り続けないと、焦げちゃうので振り続け、ます。はぁ、はぁ。
おぉ、動画だ。
だいぶ、フライパンが火から離れているような。。あ、さらに炒めると結構いい色に変わりましたね!
さらに5分炒めて、こんな感じになればおっけーです。
香りもいい感じですね。
ちなみに、中火でじっくり15分炒めても大丈夫ですが、ここは一番楽しいところなので、雰囲気重視の強火がいいかなと。
はぁ。。。
で、一旦、お皿に移しておいて、
ひき肉を炒めます。
ひき肉を炒めます。
あれ、直接ひき肉を入れちゃダメなんですか?
そのままひき肉を入れてもいいんですが、安いひき肉だと、油が出すぎちゃうんですよね。
これが、前につくった時の写真ですが、炒めたら、大量の油が出てきちゃいました。
これが、前につくった時の写真ですが、炒めたら、大量の油が出てきちゃいました。
うぁ、これは、肉汁というより、余分な油な雰囲気ですね。
なので、ひき肉だけ軽く炒めてみて、油の声を聞きます。
油の声ですか。。
今回の肉は、国産のわりと高い肉なので、あまり余分な油が出てこないですね。
値段と油って関係あるんですか?
これまでの経験では、やっぱ国産のお肉は余分な油が少ないですね。
国産は高いだけありますねー。
で、炒めたタマネギとにんじんを戻して炒めます。
お肉に火がしっかり通ったら、ワインを大さじ2入れます。
ワインのアルコールが飛ぶまでじっくり炒めます。
その後、トマトを入れてしっかりまぜながら、水分がなくなるまで10分ほど炒めます。
トマトを潰す感じで炒めるんですね!
ここからが本番ですよー。
カレーパウダーと塩を入れて、よく炒めます。
なんか、一気にカレーになりましたね!
あらよっと。
こうやって混ぜるんですね!
いや、雰囲気を盛り上げただけです。これは余計な動作なのでマネをしないように。
ちょっと周りに飛び跳ねましたよね。。
これに、コンソメと、水、コショウを入れて、20分程煮込んだら完成です。
20分後はこんな感じで完成です。
おぉ、美味しそうなドライカレーですね!
ドライキーマカレーですね!
ウマそうなキーマドライカレーです!
辛さはカイエンペッパーをふりかけて調整ですね。
カイエンペッパーは、トウガラシの粉です。
カイエンペッパーは、トウガラシの粉です。
助手さん用に盛りつけておきましたよ!
ありがとうございます。似てないけど。。
作ってみての感想
今回は、牛と豚の合いびき肉を使いましたが、鶏肉のミンチを使えば、さっぱりとしたドライキーマカレーに仕上がります。
20種類のスパイスで作ったカレー粉で作ったドライカレーは、深い味わいと、甘みがとても美味しかったです。我が家の定番のひとつになりそうです。
ちなみに、ドライキーマカレーは、冷凍もしやすいので、夕飯にも重宝します。
ご飯に合わせるだけでなく、レタスにくるんで食べても美味しかったです!
スパイスにハマってきたので、今年の夏はカレー三昧になりそうです!
今回使ったカレー粉はこちらです。
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