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サラリーマンである私は、平日のお昼にお弁当を持参しています。
お弁当箱の中に欠かせないのが、おにぎりです。
おにぎりは、小宇宙と言ったら過言ですが、その三角形の中には譲れない戦いが詰まっています。
そんな三角形(おにぎり)の大事な要素である、「海苔」について、今までそれほど気にして選んではいなかったのですが、最近知ったのが「青まぜ海苔」。
とても香りがよく、お気に入りです。
青まぜ使用のおにぎりを入れたランチBOXを開けると、ふんわりと海苔の香りがあふれ出します。
料理は「見た目、香り、味」が大事だと思いますが、まさに「香り」が最高。
黒海苔の味わいと青海苔の放つ香りのバランスが絶妙です。
青混ぜ海苔って何?
青まぜとは、黒海苔の養殖中に、自然の青海苔がつき、そのまま育てて青海苔を黒海苔と一緒に収穫した、2種類が混ざり合った海苔の事です。昔は、黒海苔が高級とされ、青混ぜは高級とされなかった時代もあったようですが、今では希少な海苔として珍重されています。
なぜかと言うと、青海苔は寒さに弱いため、水温の高い秋のわずかな期間(11月〜12月)に特定の方法でしか良質な物ができず、生産量が少ない海苔だからです。
1年分をまとめて買うほどのファンもいらっしゃるのだとか。
「焼きのり」と「乾のり」
ちなみに海苔は、「焼きのり」と、「乾のり」があります。焼きのりは、文字通り焼いてあるので、そのまま食べられ、最初からパリっとしています。
乾のりは、食べる時に、炙ります。
焼き海苔は、手軽で便利です。
今では、専門店以外で見かける海苔のほとんどは、焼き海苔ではないでしょうか。
それに対して、乾のりは「自分で焼く」工程が入る分、手軽ではありません。しかし、食べる直前に焼くので、香りが豊か。
どちらも利点がありますので、我が家では両方食べています。
青混ぜ海苔は、希少な海苔ではありますが、べらぼうに高価ではありません。
全型10枚で、300〜500円程度が多いように思います。私が購入したのは、420円のものでした。
もし、おにぎりが大好きな方がいたら、一度専門店で海苔を選んでみるのもいいかもしれません。
ちなみに、私の購入した海苔の専門店は、千葉県内の専門店です。
「千葉の海苔は、江戸時代から“上総海苔”として人気が高く、実際、海苔の香りの点では全国一とも言われます。」(海苔の基礎講座より抜粋)
なるほど。入った瞬間に海苔の香りが立ち込めていて、感動すら覚えたわけです。
青混ぜにも色々種類があり、青海苔の割合なのか、お店によっても色あいが違いました。
薄めの色合い
濃い目の色合い
そんなわけで、青混ぜ海苔を買ってきて、おにぎりを作ってみました。
海苔を用意します
青まぜ乾のり
こちら乾のりです。「自分で焼く」工程が入ります。

青まぜ焼き海苔
いわゆる焼き海苔ですね。



海苔が最初からパッキングされた、おにぎりシート
こんな商品も発見しました。パリパリ海苔の状態で、おにぎりが食べられますね。

大事な要素、お米を用意します
こちらのお米は、北海道産のふっくりんこ。冷めても固くなりにくく、美味しさが長持ちするそうです。北海道のお米は大好きです。

具材を用意
よく入れる具はツナマヨネーズ
マヨネーズは本来は自家製を使いたいのですが、今回は大好きなこちらのマヨネーズを利用します。
おにぎりを作ります
ふっくら炊けたお米

青まぜ乾のりをトースターで焼きます
といっても、余熱したトースターで20秒ほど。説明書に従って焼きます。




三角に組み上げて、おにぎりのできあがり

おわりに
おにぎりは、簡単そうで奥の深い料理だと思います。例えば、最高の握り方があるとしても、幼い頃の思い出とか、母の味とか、それぞれの思い出で、それぞれの最高の美味しさが変わってくると思います。
私なんかは、少年時代に野球をやっていましたが、その時に持っていっていた、おにぎりの味はわりと好きで、好きなおにぎりの基準になっている気もします。
とか、語っていますが、やはり、美味しい海苔、美味しいお米、美味しい具材、美味しい握り方は確かにあって、それは、美味しいです!
ちなみに、少し固めのお米に、優しく握ったおにぎりが好きです。
それに、ブログで紹介した海苔の味わいを合わせるんですから、そりゃ、サラリーマンのお昼に最高のひと品になるわけですね。
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