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代々木八幡駅のお洒落なチョコ屋さん
代々木八幡駅のほど近くにあるMinimalは、チョコレートのお店です。店内でカカオ豆の状態からチョコレートを作っています。




直接現地を訪れて、仕入れをしているそうです。

チョコレートのワークショップで何が学べるの?
ここで学べることは以下の5つだと思いました。- チョコレートについてのちょっと深い知識
- チョコレートの製作工程
- カカオ豆からチョコレートを自宅で作る方法
- チョコ好きの仲間との交流
- 新しいチョコレートとの出会い
営業時間が終了後、ワークショップが開催されました
こちらの写真のチョコレートは私がカカオ豆から作りました!
というわけで、カカオ豆からチョコレートができるまでの工程をご紹介します。

カカオ豆とチョコレートについて学ぶ
最初はカカオ豆についてのお勉強からスタートです。先生がニカラグアのカレンダーを使いながら説明してくれました。



座学では、雑談も交えながら生産国や各地のチョコの話、チョコレートに関する著名人の話などが聞け、とてもおもしろかったです。
ちなみに2回参加したのですが、回によって聞ける内容や集まるメンバーが違い、それぞれの回が楽しめました。

ローストされたカカオ豆をチョコレートにします!
本日の豆はこちらの2種類。ベトナム産とハイチ産です。
思っていたより軽く、ずっしりとしたナッツの重さはありませんでした。

カカオ豆の皮をむいてカカオニブにする
参加者と先生と一緒に、カカオ豆の皮をむいていきます。

人により、感じ方はあると思いますが、ざっくり分けると、ハイチ産は色が濃くて甘く、ベトナム産は色が薄くて酸味がありました。

ミキサーにかけてカカオマスを作る
豆をミキサーで潰していきます。

実は、ここがポイント!
カカオニブの数%を後から加える方法で、食感を変えることができます。
カカオニブを全て潰してなめらかにするか、粒感を残すか。
ワークショップでは両方を味わうことができます。

こちらの写真は、あとで砂糖を入れるパターンなので、カカオニブだけをミキサーにかけた状態です。


カカオ豆からチョコレートを作るワークショップならではです。


砂糖が入るとまた味が全然変わったのがおもしろかったです。

チョコレートの型に流し込む
だいたい5〜6gくらいを1つのマスに入れていきます。



手作りチョコの出来上がり
ご紹介は割愛しますが、2番目のザクザク食感のチョコ作りの間に、1番目のチョコが出来上がりました。


出来立てを試食します
さっそく試食しましたが、産地によって、酸味や甘みが違うのがわかります。楽しい。通常は、チョコレートは作った後に、しばらく置いて味を安定させるそうで、出来立てと数日置いてから食べるのとでは風味が違うそうです。

置いておくとまた違った風味を楽しむことができると思います。

Minimalってどんなお店?
営業時間外に、チョコレートのワークショップを行っているミニマルさんですが、もちろん営業内のお買い物も楽しいです。


サイドメニューが充実!
チョコレートの他、ショコラドリンクやメレンゲとカカオニブのスナック、アイスクリーム、T.Y.HARBOR BREWERYと共同開発したオリジナルクラフトビールなどもあります。
甘さひかえめで、ポリポリとまらなくなります。

カフェは外のベンチがオススメ
店内でゆっくりする他、外にも休憩ができるベンチもあります。

程よい甘さの中に、スパイスが絶妙に効いていました。

ワークショップを終えて
今回のセミナーは少人数でしたが、通常は10名程度で行われるそうです。初めて参加という事で緊張しましたが、紳士的な先生が、わからないことは何でも優しく答えてくれるので、何もわからなくても安心して参加できると思います。
今回のチョコレート作り体験では、豆によって、チョコレートの味わいが全く違うという事がよくわかりました。
デザートとしてはもちろん、ワインやビールに合いそうなフレーバーもあり、楽しみ方が広がりそうです。

ちなみに、今回参加したメンバーが、フィリピン現地の方から預かったという「タブレア」という食材を持ってきていて、見せていただけました。
タブレアとは、カカオ豆をすりつぶして練り上げた伝統食材で、フィリピンでも独自のチョコレートなんだそう。チョコレートドリンクの素といった感じです。

フィリピンではよく飲まれているのだそうで、貴重な経験をさせて頂きました。

ワークショップを受けるには?
カカオ豆からチョコレートを作るワークショップは、MinimalのホームページのTOPICSに詳細が書かれており、メールで申し込むことができます。気軽に申し込んでみてはいかがでしょうか。