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  3. 築地でウニを買う!土曜の築地場内市場に初めて行ってきました

※更新日:2020年12月17日
投稿日:2014年3月18日

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今回買ってきた築地の生ウニ

きれいな箱詰めウニ
今回は、この生うにを手に入れるまでの流れをリポートしてみたいと思います。

築地の印象って?

こんな贅沢な食材が購入できる築地ってどんな印象でしょうか?

  • 新鮮な魚介類が安い!
  • 朝が早くて、外国の観光客が多い。
  • ルールがわからない。
  • 安く美味しいご飯が食べられる。

私はざっくりそんな印象を持っていました。

テレビで放映される度に、いつかは行ってみたい!とおもっていた築地。
プロが買い付ける場所で、こんな素人が行って大丈夫かなと、ビビっていた私ですが、近所のスーパーにお目当ての品物が無いので、ついに行く決意をしました。
ターレその2

ミョウバンを使っていない生うにが欲しい!

生うにはスーパーでも売っていますが、ミョウバンを使っているのがほとんどです。
以前、スーパーで購入してきたウニですが、なんだかエグみを感じ、胸焼けしてしまいました。理由を調べるとミョウバンを使っているからだとわかりました。

ウニは型くずれを防ぐためにミョウバンを使っている事がほとんどらしく、しかし、そのミョウバンが風味を落としているらしいのです。

それを使って、生うにのパスタを作りたい!

生ウニのパスタを作ろうと思いたち、やはりこだわるならとことん!ということで、
今回の築地での目的は、ミョウバンを使っていない、生ウニを手に入れる事でした。

しかもきっと安いだろう!という期待をして、いざ築地まで行ってきました!
というわけで、行ってみました

築地に到着

濃紺さん、ついに築地にやってきました!準備は万全。晴れなのに、足元は長靴。
でも時間は午前の9時過ぎ、いわゆる遅い時間になっちゃいましたね。
時間は、大丈夫です。このくらいの時間のほうが、お店も落ち着いて買いやすいってもんです。
濃紺さんの寝坊を責めてるわけではないですって。

場外市場

私達の降りた、都営浅草線の東銀座駅から向かって、最初に目に入ったこちらが、場外市場の看板です。

場外市場の看板

これが場外市場の入り口付近ですかー。かなりの人!

場外市場の様子

歩いても歩いても、人がたくさんいます。ラーメンのお店に行列が!魚ばかりじゃないんですね。

場外市場の混雑の様子

道端には、まぐろの中落ちがごろりと。雰囲気ただよいますね。

中落ち

お寿司のおもちゃ?みたいのだったり、雑貨も売っています。

お寿司のキーホルダー

場外市場は、イメージしていた築地と違って、観光エリアといった感じですね。

場内市場へ入っていく

さて、目的の場内に入る道は、観光地とは無縁な感じです。

場内に入っていく

最初、どこを入っていけばいいのかわかりませんでした。
ちなみに、出入口は3つあります。今回入ったのは、築地市場駅の出口のすぐ横の正門から。
入ってまず最初に来たエリアが魚がし横丁。

場内の混雑

このあたりは、何本も道が並んであるのですが、どこも混んでますね。

場内の混雑その2

その一角に築地有次のお店発見!

有次

かつお節なども売られています。

カツオ節

たわしとか、料理道具も売っています。

たわし

もちろん、新鮮な丼が食べられそうなお店が並んでいます。

新鮮な丼
美味しそうなお寿司

さすが築地です。行列しているお店が多いですね。魚介だけじゃなく、野菜や肉系のお店もありましたね。

立ち並ぶお店
お店の様子

安定の寿司大さんの行列。朝8時から並んでいた方に話が聞けたのですが、11時の時点でまだ列の半分くらいの位置でした。
土曜は、かなり朝早く並ばないと待つことになりそうです。

寿司大

この走っている車は、ターレと言うらしいです。

ターレ

スピードをあげて、容赦無いクラクションが鳴り響きます。
そう、築地は基本的にプロの職場なので、歩行者より観光者より、中の人が優先されるルールがあります。(感想)
安い、早い、うまい、吉野家もあるんですね。

吉野家

ところで、テレビで見るような、新鮮な魚介類を販売しているエリアってどこだろう。。

仲卸エリア

正直、一体、築地らしいセリのある場所はどこだろうと思っていましたが、ようやく見つけられました。大きな倉庫みたいな建物の中だったんですね。

仲卸エリア

ついに仲卸エリアに到着です。
さっそく足を踏み入れます。
このエリアは、下が濡れているので、履いてきた長靴の出番です。仲卸エリア以外は、地面は濡れていませんので、長靴じゃなくても大丈夫だと思います。
水が飛び跳ねるエリアもあるので、服装もラフなものがいいんじゃないでしょうかね。

仲卸エリアに潜入

中は、とてつもなく広い敷地で、たくさんのお店がありました。
自分が歩いていたのがどこなのか、よくわかりませんでした。

お店がたくさん
場内
場内

みんな忙しそうにお仕事をしていて、観光という感じで写真を撮りまくれる雰囲気じゃなかったですね。
時間が遅かったので、片付けをしているお店もありました。
あちこち探して、ミョウバンフリーのウニ発見!

ミョウバンフリーのウニ

お店で食べたら、これいくらするんだろうって話です。
即購入しました。
ちなみに、築地で値切りはご法度と、事前情報で知っていたので、購入は瞬殺でしたよ!

場外市場へ戻る

無事に買い物も終わり、一安心。場外市場に立ち寄りました。

場外の混雑

あの有名な丸武を発見。

丸武

しかし、場外市場もすごい人ですね。
ふと魚の定食屋さんに入って、3色のマグロ丼を食べて帰途につきました。

マグロ丼

後日、場外の紀之重 築地本店に来訪

別の日にお寿司が食べたくなって再来訪。
場外の紀之重 築地本店さんに伺いました。
狭い路地を曲がったところにあるので、少々わかりづらいかもしれませんが、訪れる価値大のお店です。

紀之重

カウンター越しで大将が握ってくれるスタイルのお寿司屋さんです。
こういったお寿司屋さんは、いつもは回転寿司がメインの私には敷居が高そうに思ったのですが、大将はとても気さくでとても楽しい時間を過ごすことができました。

カウンター

大将のこだわりや使われている食材の説明などを聞きながら舌鼓を打ちました。
その食材を売っているお店を教えてくれたり、とためになりました。
一貫ずつ提供してくれるスタイルなので、ゆっくり味わうことができます。
柚子胡椒ならぬかぼす胡椒を使ったお寿司をいただけたり、包丁さばきや炙ったり、といった技を目の前で楽しむ事ができました。

sushi

最後にまぐろといくらの手巻きをいただいて、ごちそうさまとなりました。

いくら

のんびりと楽しく会話をしながらお寿司をつまめ、充実した休日を過ごすことができました。また是非行きたいと思います。

丸武の玉子焼き

実は、先ほど見つけた、テリー伊藤氏の、あにー伊藤氏が経営しているという、丸武の玉子焼きを購入してきました。観光気分も大切に。

丸武の玉子焼き

美味しそう!

玉子焼きアップ

生うに

持ち帰り用に、氷を備え付けてくれたウニがこちら。

氷水につけてくれたウニ

ミョウバンなしのマーク。間違いないですね。

ミョウバンなしマーク

粒が揃っています。しかもこれ、2段です。

粒ぞろいのウニ

このうにを使って、次回は生うにのパスタを作ります!

築地をざっくり調べました

築地は、場内市場と場外市場に分かれています。
場内市場は、東京都が管理する中央卸売市場(正式名称)で、セリが行われるなど、その道のプロが仕事をしているエリアです。
ちなみに、豊洲へ平成26年度の開場を目指した移転計画が進んでいます。

一方、場外市場は、東京都が直接管理しておらず、一般のお客さんが気軽に、飲食や買い物がしやすいエリアで、商店街という感じです。
ちなみに、場外市場は、移転しない事が決まっています。

場内は3つのエリアに分かれています

場内は、だいたい3つのエリアに分けられていました。
魚がし横丁と呼ばれる飲食店や食料品店が集まるエリア、
場内の仲卸店が集まるエリアその他のエリアに分かれています。

今回の目的は、仲卸店の集まるエリアでの買い物です。

この仲卸店が集まるエリアは、早朝はプロ同士のやり取りが盛んに行われているそうです。

早い時間は、一般人が気楽に買える雰囲気じゃないかもしれません。

一般の客は8時過ぎくらいからなら、お店の方も余裕ができて、安心して買うことができるという情報もありました。

私たちが行ったのは、土曜の9時半頃でした。片付けが始まっているお店があったりで、この時間では遅かったなと思います。10時頃には閉め始めるお店もあるとのこと。
魚がし横丁も激混みでしたので、グルメを楽しむなら、早朝をオススメします。

次は、生うにのパスタ!

というわけで、築地レポートいかがでしたでしょうか?
次回は、買ってきた生うにと、自家製の生パスタを使って、生うにのパスタを作ります!