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※更新日:2020年2月2日
投稿日:2013年9月17日

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イングリッシュマフィンのハンバーガー

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自家製のイングリッシュマフィンと、焼いたハンバーグと、巨大ズッキーニのステーキを合わせた、オリジナルハンバーガーを作ってみました。

イングリッシュマフィンのまわりについている粉は何?

イングリッシュマフィンは好きなのですが、まわりのざらざらした粉が、食べるときにぼろぼろ落ちるのが、面倒だなって思っていました。
この粉はなんだろうと調べてみると、コーングリッツといって、とうもろこしを破砕し胚芽、表皮を除去して残った胚乳部を挽き割りしたものだそうです。

ようは、とうもろこしの粗挽粉です。

イングリッシュマフィンにのまわりのコーングリッツは、トーストした時の香ばしさや、カリッとした食感を楽しむために、とっても重要な役割を担っています。

オリジナルバーガーを作ろう

先日軽井沢で手に入れた巨大ズッキーニって、まだありますよね?
このズッキーニですね。まだ冷蔵庫に半分あります。
写真の左は、前回フリットにしたズッキーニの花ですね。

ズッキーニの花

例えば、これを厚切りにして、ハンバーガーに挟んだら、面白い食感になると思いませんか?
おもしろいですね。早く食べたいです!
とりあえず、バンズを作ってきます!
そう慌てないでください。助手さんは本当にハンバーガーが好きですよね。
ハンバーガーといっても、今回のバンズは、イングリッシュマフィンにします。
おっと、また新たなメニューですね。
今回は、きれいなイングリッシュマフィンのバンズを作るために、バンズの型を買ってきました。

バンズ用の型

へー、こういった型もあるんですか。
これまではセルクルで焼いていましたが、この専用型を使ったほうが綺麗に型からバンズを取り出すことができるのです。

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セルクルだと、パンのまわりが少しくっついていましたもんね。
では、イングリッシュマフィンのハンバーガーの、作り方を見ておきましょう。

料理の手順

  • パンの生地を作る
  • コーングリッツをまぶす
  • 30度のオーブンで40〜50分発酵させる
  • 200度のオーブンで15分焼く
  • ハンバーガーの具材をつくる
  • イングリッシュマフィンに挟んで完成
今回のポイントは、色々あるのですが、小麦粉に混ぜる米粉です!
小麦粉に米粉を混ぜるんですか?
リ・ファリーヌ・レジェールという国産の米粉を混ぜます。
ただ、米粉と言っても、これはもち米から作られたもの。モチっと感が増すわけです。
これがポイントです!

リ・ファリーヌレジェール

小麦粉は、リスドォルを使います。
フランスパン用の準強力粉で、皮はカリッと中はもちもちに仕上がるのが特徴です。
なんとなく想像はできたでしょうか?

リスドォル

なるほどー。この2つの粉で、外はかりっと、中はもちっと仕上がるわけですね。
米粉でイングリッシュマフィンとか、なんかおしゃれですね。
では、こちらに材料を書いておいたので、用意しておいてください。

イングリッシュマフィンの材料(6個分)

  • 準強力粉リスドォル 225g
  • リ・ファリーヌ・レジェール(国産米粉) 25g
  • てんさい糖 10g
  • 塩 小さじ1
  • スキムミルク 6g
  • ドライイースト 小さじ1
  • 水 180ml
  • 無塩バター 10g
  • コーングリッツ 適量

イングリッシュマフィンバーガーの具(1個分)

  • ひき肉 200g
  • 塩 少々
  • 胡椒 少々
  • オールスパイス 少々
  • ナツメグ 少々
  • ベーコン 2〜3枚くらい
  • 卵 1個
  • ズッキーニ輪切り 1枚
  • ケチャップ 適量
  • マヨネーズ 適量

料理開始

イングリッシュマフィンの生地をつくる

生地を作るには、いつも通り、sirocaのホームベーカリーを利用します。

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sirocaのホームベーカリーは、ネットだと6000円くらいで買えるのに、すごく役に立ちますね!
材料をパンケースに入れて、スイッチ・オンで生地作り開始です。

生地作り開始

生地を焼く

ホームベーカリーに入れてから、1時間55分後、生地ができましたー。
なんだろう、すごく綺麗。

生地の出来上がり

この生地を打ち粉をした台の上に取り出します。

生地を取り出す

いつものバンズより、もっちもちでくっつきますね。
スケッパーで6等分に分けます。スケッパーがあると、便利です。

6等分に分ける

それぞれをきれいに丸めます。

きれに丸める

なんともいえない触り心地ですね。
濡らして固くしぼったふきんをかけて、15分休ませます。

生地を休ませる

これまた、派手なふきんですね!
15分休ませた生地です。少し膨らんでます。
これを軽くおさえてガス抜きして、またきれいに丸めなおします。

15分寝かせた生地

霧吹きで表面を軽く濡らして、コーングリッツを生地全体にまぶします。

霧吹きで表面を濡らす

これがコーングリッツですかー。

コーングリッツ

コーングリッツをまぶした生地を、型に入れます。

コーングリッツをまぶす

準備完了ですね!
30度のオーブンで40〜50分発酵させます。

発酵させた生地

イングリッシュマフィンは膨らませないのがポイントなので、オーブンシートを載せた上に天板を載せます。
まずはオーブンシートを乗せて、

クッキングシートを敷く

その上から天板を乗せたら、200度のオーブンで15分焼きます。

天板ではさんで焼く

15分経ちました、完成ですかね。

マフィンが焼けた

いいですね。型からとってみてください。
するんと取れますね!
型にバターを塗り忘れてるんじゃないかって思っていましたが、要らないんですね。

型離れがいい

きれいに焼けました!

きれいに焼けたマフィン

半分に切ってみますね。

モチモチなマフィン

うまおー! 皮はしっかり、中はモチモチな感じです。うまおー!
これを手でちぎってみるとこんな感じ。

中はモチモチ

中の生地が伸びるくらいモチモチです。

ハンバーガーの具材を用意する

それでは、バーガーの具も焼いていきますよー。
セルクルを使って丸く整えたパテとズッキーニのステーキを焼きます。

パテとズッキーニのステーキ

両方とも、いい焦げ目がついたら出来上がり。

パテを焼く
ズッキーニを焼く

ベーコンエッグも焼きます。

ベーコンエッグ

前回ハンバーガーを作った時に覚えた、ケチャップとマヨネーズを合わせたハンバーガー用のオーロラソースも用意しました。

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よし!では、先ほど作った、イングリッシュマフィンに挟んで完成させましょう!

できあがり!

おぉ!ズッキーニの大きさが丁度いい!ボリュームもあってうまそう!

バーガーの出来上がり

では、助手さん、食べてみてください。
いいんですか!という前に、かぶりつく!
う、うまい! ベーコンエッグとパテとズッキーニがからみあって、最高です!
というか、ズッキーニの食感すごくいい!いいです!

バーガーにかぶりつく

大きなズッキーニが手に入ったことで、思いついたハンバーガーですが、思った以上に美味しくできてよかったです!

作ってみての感想

今回、イングリッシュマフィンに初めて挑戦したのですが、小麦粉ともち米の米粉を合わせたお陰で、外はカリっとしていて、中が柔らかい歯ごたえを実現することができました。この感触がすごく好きなんです。

今度は、このイングリッシュマフィンの材料で、ドーナツを作ったり、一口サイズのを作ったり、食感を楽しめる料理を研究して作りたいと思いました。
乞うご期待で!
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