目次
10種類のスパイスを使って、ガラムマサラを作ってみます。
ガラムマサラって一体なんなの?
ガラムマサラというのは、主にインド料理で使われているミックススパイスです。
香りをつけることを目的に使われるスパイスなので、これ自体が辛いということではないのです。
また、ガラムマサラは、インドでは、それぞれの家庭で独自の配合で作られていることから、日本でいうところの「おふくろの味」といったイメージがあるらしいです。
ガラムマサラを作る
今回はガラムマサラの調合をしたいと思います。
あれ?こないだもカレー粉作ってませんでしたっけ?
そうですね、こないだもスパイスを調合しましたが、この前作ったカレー粉とガラムマサラは用途が違うし、別物なのですよ。
ほぇー、スパイスを調合するといっても、色々あるんですね。
カレー粉は、途中で炒めたり煮こんだりする工程で入れるんですが、ガラムマサラは、加熱することで香りが飛んでしまうので最後に入れるんです。
でも、パッと見、スパイスの集合体という点では、同じなわけですよね?何が違うんですか?
カレー粉とガラムマサラの大きな違いは、「ターメリックパウダー」が入っていないことです。
ターメリックパウダーは、主に色付けにつかう目的があるので、ガラムマサラを作る時には使いません。
ガラムマサラは、主に香りづけの為のスパイスで調合します。
ターメリックパウダーは、主に色付けにつかう目的があるので、ガラムマサラを作る時には使いません。
ガラムマサラは、主に香りづけの為のスパイスで調合します。
そうなんですね。ほんとにガラムマサラって香りの為のスパイスなんですねー。
スパイスを用意する
使うのはこの10種類です。
- ブラックペッパー 大さじ1
- コリアンダーシード 大さじ1
- クミンシード 小さじ4
- フェネグリーク 小さじ2
- ローリエ 2〜3枚
- シナモン 2枚(3グラム)
- クローブ 15粒
- カルダモン 10粒
- フェンネル 小さじ1
- メース 小さじ1
これは、濃紺さんが選んだんですか?
ですね。これもまた人それぞれ。家庭それぞれなんです。
好みによって違うので、まずは作ってみますので、これが足りない、あれが多いと、自分の好きなガラムマサラの調合を探すといいですね!
好みによって違うので、まずは作ってみますので、これが足りない、あれが多いと、自分の好きなガラムマサラの調合を探すといいですね!
よし、それでは作っていきましょう!
スパイスをフライパンで炒める
これで、ガラムマサラ 大さじ4強くらいの量ができあがります。
大体小さめの瓶くらいの量ですかね。香りが飛びやすいので、作りおきは少な目に、使う時に作るようなイメージですね。
カルダモンは殻から種を取り出しておきます。
ローリエは葉っぱの軸を取り除きながら、細かくしておきます。
軸はミキサーで粉砕しにくくて、舌触りが気になるので、取り除いているんですよね。
メースと、シナモンもなるべく細かくちぎっておきます。
では、お気に入りの柳宗理のフライパンを温めてから、スパイスを入れて、炒っていきます!
2〜3分炒ってください。
煙があがることのないように注意ですね。
炒ったら、お皿に移して冷ましておきます。
もういい香りがする!
これをミキサーで粉砕したら、できあがりです!
ガラムマサラの完成
こんな感じにできあがりました!
瓶で冷凍保存すれば、瓶などで密閉しておけば1カ月程度もちますが、ガラムマサラは香りが命なので、早めに使ってしまいましょう!
瓶を開けるだけでいい香りがするー
カレーに入れたり、ふりかけたり
今回は10種類のスパイスを使いましたが、スパイスが多ければ美味しいというわけではないと思うので、スパイスを追加したり、減らしたりしてみながら、自分好みの丁度良い配合のガラムマサラを作ってみたいと思いました。
自分好みに作ったオリジナルのガラムマサラが自宅にあるなんて、けっこうおしゃれといういうか、マニアックで素敵ですね!
最近は、自家製カレーにガラムマサラをカレーにふりかけて食べるのが好みです。
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