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  3. 益子陶器市へバスで行ってきました!現地の様子を写真でご紹介

更新日:2020年2月2日
投稿日:2017年5月2日

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益子の陶器市への交通手段

陶器市への交通手段は、大きく3つ考えられます。

  • 車で行く(駐車場が混む)
  • 電車で行く(乗り換えがある、座れないことも)
  • バスで行く(時間の自由が少ない)

今回は、この中の「バスで行く」に注目した陶器市の楽しみ方をご紹介します。

行った日はゴールデンウィークの真ん中あたりの平日。
バスツアーの感想は最後に記載するとして、まずは会場の様子を写真でリポートします。

今回のルート

バスの中でもらったこちらのmapが全体図です。
赤いラインが今回歩いたルートです。雨が降らなければもっと広範囲を回れたと思います。
map

共販センター(共販テント村)

バスから降りて、まず最初に降り立ったのは、共販センター。
バスの駐車場が共販センターの裏でした。
共販センターの裏
早速素敵な作家さんの器がお出迎えです。
共販センターの裏の陶器
共販センターの裏の雰囲気

共販センターの内観

店内には陶芸作品がたくさんありました。
共販センターの内観
ふくろう

共販センターの外側

陶器市は普段よりリーズナブルに器を手に入れられるチャンス。
共販センターを出た「共販テント村」には、特に安い陶器がコンテナに入ってたくさん売られているので、お買い物が楽しくなりそうです。
共販センター前のテントの様子
共販テントの様子
安売りコンテナ
共販センターの安いカレー皿
全体的に割引販売されていますが、共販センターは作家物、卸商品が一同に集まっています。
作家さん物も見逃せません。
渋いスープマグ
茶香炉
陶器だけでなく、木工もありまして、スツールが素敵でした。
木のチェア
共販センターは、大きなたぬきが目印です。
大たぬき

KENMOKUテント村

次に、共販センター入口の道路をはさんで向かい側にある場所へ向かいました。
地図を見ると、「KENMOKUテント村」と書いてありました。
共販センターの前のテント

ここにも、作家さんの作品も多くありました。
どくろの陶器
カリモクテントの作家物
カリモクテントの器

毎年どこかの陶器市へ行っていますが、自宅の陶器・磁器が増えてアイテムが充実してきたので、最近は買う量が減ってきました。
徐々に作家さん物の器探しに注力するようになりました。

今回の陶器市の目的は、作家さんモノのコーヒーカップとスープマグの購入です。

メインストリート

共販センターを出て右側に道なりに歩きました。
メイン通り
左右にお店が並んでいますので、まずは左側の道沿いを歩いてみます。

普段から構えているお店は基本的に、窯元さんから仕入れて売っているので、窯元さん直から買うより少し高くなります。
その代わり、作家さんを探す手間が省けるセレクトショップです。
作家さんを探すのは大変なので、気に入った陶器があれは即買いをするようにしております。

もえぎ(もえぎ城内坂店)

このお店は、益子に来ると毎回寄るお店です。
もえぎの外観
もえぎの内観
陶器市の期間限定で裏にある倉庫が開放されていて、お買い得な商品をみることができます。
もえぎのバックヤード
もえぎの裏工房
もえぎの倉庫

ここには、センスの良い作家さんの陶器が集まっています。
益子だけではなく、笠間など他の地域の作家さんの陶器も扱っています。
もえぎで扱っている器
今回は、こちらで、阿久津雅土さんの「染鉄マグ」を購入しました。
マグカップ
阿久津さんは、益子の栗生で親子で作陶をされているそうで、「阿久津忠男・雅土 二人展」を丁度開催しておりました。
とても素敵な作品が多かったので、現地に行く方はぜひご覧になってみてください。
コーヒーカップ
酒器
水滴入れ
濃紺の器
他にも、かわいいお皿や壺も販売されておりました。
もえぎの木工製品
もえぎの塩壺
もえぎのビアグラス
もえぎの店内の作品

日下田藍染工房

横断歩道を渡り、反対側の道を来た方向へ戻ります。
折り返し
信号を渡った辺りに、素敵なお店が1軒ありました。
「日下田藍染工房」、藍染の工房が見学できました。
藍染工房
ジャパンブルー

テレビで見たことのある壺と「藍の花」を初めて見ることができ、酸化の簡単な様子を見せて頂き感動しました。
藍染はいつか挑戦したいと思っています。
藍染工房の中
藍染製品

裏路地テント

メインストリートを少し戻ると、その先には作家さんのお店がたくさんある、「裏路地テント」がありました。
路地裏テント
路地裏テントの様子
路地裏テントの作家
テープカッター
モダンな器
動物の皿
眠そうなフクロウ
木の器
路地裏テントの器

授乳室もありました。子供連れの家族に優しいですね。
授乳室

かまぐれの丘

その後は、その先の「かまぐれの丘」に行きました。
ここも、作家さんのお店が多く並んでいます。
かまぐれの丘
かまぐれの雰囲気

遺跡広場

道なりに進んで行くと遺跡広場があります。
遺跡広場作家
作家ものの陶器がこちらもたくさんありました。
カラフルなお皿
洗面器
丘の作品

旧濱田邸

かまぐれの丘の先へ進むと、旧濱田邸があります。
濱田庄司は、日本を代表する陶芸家の一人。
柳宗悦や河井寛次郎らと民芸運動を広めたものすごい人です。

地図には小さく掲載されていますが、ここは必見です。
敷地内に登り窯を備えた、素敵で大きな「古民家」があります。
いつかこんなところに住んでみたいと思うほど、素敵な景色がありました。
濱田邸
旧濱田邸
大きなかまど
登り窯

よこみち作家テント

旧濱田邸を出て道なりに進むと、作家さんのテントが立ち並んでいます。
益子以外の作家さん達が多い印象でした。ここは、「よこみち作家テント」という場所です。

ここは、共販センターの横手になりますので、これで、一旦スタート地点に戻ってきたことになります。

寄り道

その後は、まだ見ていない道沿いを歩いたり、気になったお店や陶器を見て回りました。
気になる陶器はたくさんありましたので、一挙にご紹介。

大好きな平らなお皿。最近は、高さのあるお皿が気になります。
平らなお皿
釉薬が素敵なお皿。色が志野焼っぽくて好きです。
釉薬が素敵
釣り人のお香立て。
釣り人のお香立て
こけ玉と、こけ玉の台。
こけ玉
はにわ達。
はにわ達
素敵な鉢植え。
盆栽
お線香をモダンに立てます。
お線香立て
荒削りが素敵なカップ。
荒削りが素敵なカップ
最後はポストです。
ポスト

いちごのジェラートが美味い

ちなみに、メインストリートで売っている、いちごのジェラートは、いちごがとても甘くておすすめです!
ジェラート

ランチ

ランチはグリーンカレーとインドカレーにしました。
その他にもお蕎麦屋や栃木のポークを使ったホットドッグなど、美味しそうなものがたくさんありました。
カレーのランチ
グリーンカレー
コーヒー屋さん

他にも見どころはたくさん

以前、益子を訪れた時に良かった場所は、「Antiques道具屋」。
古民家で使われていたドアや、鉄の取っ手など、アンティーク調のリフォームに興味のある方におすすめです。

会場から少し離れていますが、「つかもと」周辺もオススメです。こちらでは、陶芸体験をしたことがありますが、親切丁寧で楽しかった想い出があります。
つかもとでは、2017年はリサ・ラーソンと益子のコラボ製品が販売されているようです。

バスツアーってどんな感じ?

バスは、新宿から出発している益子陶器市バスツアーを利用しました。
益子町観光協会のページに掲載がある、「四季の旅」企画のツアーです。
バスの中
料金は、休日は6,980円、平日は5,800円。
電車で行く場合、新宿から益子駅間は、乗り換え2回で4,800円程度なので、電車で行くより少しだけ高いです。
とはいえ、確実に座ることができて、寝ていられるのがバスツアーのメリットです。

バスは座席表があり、予め席が決まっていたので、混乱もなくスムーズに出発することができました。
48名乗車で満員のバスは東北道を利用して、途中佐野パーキングへ立ち寄り、益子へ向かいました。
バスの中では、益子の会場地図が配布され、ざっくり位置関係が把握できました。

現地での滞在は5時間程度。
平日だったので、バスの移動がスムーズで、ちょうど良い滞在時間でした。

バスの移動時間

気になるバスの移動時間ですが、行きも帰りも3時間弱の移動時間で、あっという間に感じました。
※この日は平日で、雨の予報もあった為、普段より混雑が少なかったようです。

往路でかかった時間

7時30分頃に新宿を出発し、10時過ぎには益子に到着。
移動時間は2時間40分
バスの外観

復路でかかった時間

15時17分に出発し、18時過ぎには新宿へ到着。
移動時間は2時間50分
駐車場のバス

バスツアーは、熟睡できます。
車は疲れる、電車も疲れる、という方はぜひご参考にしてみてください。

最後にアドバイス

バス旅行に行くときは、とにかく周りの声や音を気にしないようにする為に、SONYのワイヤレスノイズキャンセリングイヤホンを必ず持っていきます。3年ほど利用していますが、オススメの一品です。