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今度は、タイ料理のレッドカレーにトライしようと、まずレッドカレーのペーストを作ってみました。
タイカレーは、ペーストを作っておいて、それをカレーにする段取りで作ります。
タイの材料を集めるのが大変ですが、集まれば、作って保存もできますので、おすすめの本格派の料理です。
材料を用意します
レッドカレーペーストの材料 (6〜7人前)
- プリックバンチャン
(乾燥赤唐辛子) - 30g
- カー(タイのショウガ)
- 9g
- ホムデン
(赤い小玉ねぎ) - 30g
- レモングラス
- 25g
- 塩
- 小さじ1/2
- ココナツミルク
(水っぽいところ) - 大さじ5
- カピ
- 10g
- ニンニク
- 40g
- パクチーの根
- 2g
- ピューマックルート
(こぶみかんの皮) - 2g
- ナツメグ
- 少々
辛さの苦手な方は10g〜20gでも美味しく頂けます。
下準備をします
プリックバンチャンの種を取り、中も洗っておきます
プリックバンチャンは、大きめの乾燥赤唐辛子で、大きさはだいたい10cmくらいあります。これは「辛さはほぼ無いに等しい」とどこかに書いてあったのですが、むいているうちに、手が熱くて痛くなってきました。
かなり、種が入っています。
たくさん種が取れました
水で中も洗っておきます
こちらはカピ
小海老を塩漬けにして発酵させたもの。wikipediaによりますと「非常に塩辛いが、アミノ酸のうま味も多く含む。刺激臭とも言える強烈な匂いがするが、日本のくさやと同じく、臭いがうまい食材である。」とありますがその通り。においます。開けたあとは、ジップロックに入れないと、においがもれるくらいです。カレーペースト作りにはかかせない食材。
ピューマックルート(こぶみかんの皮)
こぶみかんの皮で、柑橘系の香りがします
ホムデン(赤い小玉ねぎ)
タイではメジャーな玉ねぎだそう。赤玉ねぎで代用可能です。
粗くみじん切りにしておきます
レモングラス
その名の通り、レモンの香りがします。けっこう固いので、小さめに切っておいたほうがミキサーにかけやすそうだったので細かく輪切りにしました。利用したい「においがする部分」は、輪切りにしてみて色が付いている部分だけらしいので、その部分を使います。
ニンニク
タイのニンニクは、小粒で香りが強いらしいのですが、見つからなかったので、日本のもので代用。
カー(タイのショウガ)
かたい根っこ部分を取りながら、ミキサーに入るように小さく切っておきます。
ココナッツミルクを固形のものと、水っぽいものをわけておきます
使うのは、水っぽいほうです。
缶をあけてスプーンですくうとドロドロした状態のココナッツミルクがすくえます。
これを、取り除くと、下のほうにサラサラした水っぽいココナッツミルクがでてきますので、それを利用します。
すでに夏にさしかかっていたので、そこまで分離していなかったのですが。。冬ならばやりやすかったのか。
いまさらですが、冷蔵庫に入れておくという手もあります
パクチーの根をよく洗い、みじん切りにしておきます
塩を用意
ナツメグ
材料をすべて、ミキサーにかけます
じゃんじゃんいれていきます
最後にココナッツミルクの水っぽいほうを入れます
ミキサーにかけます
こんな感じにできました
もう少し唐辛子の粒を消してもよかったかもしれない。。
レッドカレーペーストのできあがり
1晩冷蔵庫に置いたら固まりました
ラップにくるんで冷凍庫で保存します
もちろんそのまま調理することもできます。冷凍すれば、2〜3ヶ月は持ちます
おわりに
レッドカレーペーストを作った後に、ひどい悪夢がありました。
ペーストを作り終えた後、しばらくして、徐々に手に異変が訪れました。
ものすごくイタイ。そして、熱い。これって、もしかして。。唐辛子のせいか!
あんなに大量に唐辛子の下処理をしたのは、はじめてです。
いつもなら、使うとしても1〜2本だったので、大した打撃は受けていなかったのですが、30gの唐辛子は、かなりの量。
ネットで調べると、素手で触ったらダメ!だと皆が書いているではないですか!
唐辛子の攻撃力を甘くみておりました。
痛くて痛くて、たまらない。。今日は寝られる気がしない。。
というわけで、調べてみましたところ、経験された方が色々と治癒方法を載せてくれていましたので、全部やってみました!
まず保冷剤で冷やす
コーヒーで洗ってみる
コーヒーのなんかが、カプサイシンを吸い取ってくれるんだとか。
油で洗ってみる
カプサイシンは油に溶けやすいんだとか。
石鹸でよーく洗い流す
アルカリ性がいいんだとか。自宅にあった石鹸が何性なのかなんてわからないっす。
やっぱり最後は冷やす
実は、どれもそこまで効果があったという気がしておりませんでした。
そこで考えたのが、冷蔵庫に入れておいてよかった、冷えピタっぽいシート。わりとよかった。
氷水でシメます
それでも、最後は氷水に入れて、収まるのを待つというのが楽でした。
氷水から取り出すと痛くなるので、なるべく入れっぱなしでした。
どれが効いたのか、混合技が効いたのか、わからないですが、なんとか5時間後くらいには、我慢できる程度まで落ち着いて、寝ることができました。
次は、手袋などをして、しっかり防御してやってみようと思います。
というわけで、現地の食材を利用したレッドカレーペーストを使ったカレーを作る様子は、次回ブログで報告します。
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