目次
自家製生パン粉で作るライスコロッケ
ライスコロッケに合わせるのは、こちらも自家製のトマトソースです。
イタリアンパセリとローズマリーを添えています。
イタリア人のユーモアが光るライスコロッケ
イタリア語で、スップリ アル テレフォーノ(Supplì al telefono)と呼ばれているライスコロッケ。
「スプリ」は、何が入っているかわからないサプライズの意味があって、
「テレフォーノ」は、中に入っているチーズが伸びる、電話機のコードみたいだね。という意味らしいです。
伸びるチーズはモッツァレラチーズ。ど真ん中に上手に包むのが「スプリ」のポイントですね!
ライスコロッケを作ってみよう
今日のランチはイタリアンにしようと思います。
パスタですかー。では、いつも通りの生パスタを作る準備しますね。
助手さん!ちょっとお待ち。
イタリアンがパスタだけだと思ったら、大間違いですよ!
イタリアンがパスタだけだと思ったら、大間違いですよ!
おぉ、では、今日はペンネですか?リゾットですか?、もしや私の大好きなピッツァ!!
リゾットがちょっと近いですね。
なんだろう。あぁ、ドリアですね。ドリアドリア。
今日はライスコロッケを作りましょう。
目指せ!カプリチョーザ!
料理の手順
- ポルチーニ茸を水に浸す
- 野菜をみじん切りにする
- パン粉を作る
- ミートソースを作る
- トマトソースを作る
- お米を炒める
- 具材をまとめる
- 丸めて、油であげる
- 仕上げに、トマトソースとハーブを添えてできあがり
ライスコロッケを作る工程は、ミートソース、トマトソース、リゾットを作るという3つの工程があります。
ライスコロッケって思ったより、大変なんですね。
その中で、今回のポイントを3つあげてみました。
いつもより多い!
ひとつは、お米の炒める固さ。
軽く芯が残る程度の絶妙な炒め具合を目指しましょう。
軽く芯が残る程度の絶妙な炒め具合を目指しましょう。
なるほど、パスタの湯で加減より難しそうだ。
ふたつめが、朝作ったパンを生パン粉にして使う部分です。
あ、だから、今日の朝ごはんは焼きたてのパンだったんですね。
そう、パンを作ったのはパン粉の為です。
全くきづかずに食べまくりました。
みっつめは、丸く整形して、それをくずさないように綺麗に油で揚げるところです。
まんまるの綺麗なライスコロッケを目指します!
では、材料を用意しましょう。
ライスコロッケの材料(3人分)
- 米 100g
- チキンスープ 450cc
- パルメザンチーズ 15g
- バター 10g
- モッツァレラチーズ 50g
- ミートソース 200g
- トマトソース 200g
- オリーブオイル 大さじ1
- ニンニク 1片
- イタリアンパセリ 適量
- ローズマリー 1本
- 塩、胡椒 適量
- 小麦粉 適量
- 卵 2個
- パン粉 適量
ミートソースとトマトソースの材料
- 玉ねぎ ミートソースに1/2個 トマトソースに1/4個
- ニンジン 1/2本
- セロリ 1/2本
- 乾燥ポルチーニ茸 2枚
- 合いびき肉 200g
- 赤ワイン 30cc
- ホールトマト ミートソース、トマトソース それぞれ各200g
- チキンスープ 180cc
- ローリエ 1枚
- タイム 1本
- オリーブオイル 大さじ2
- ニンニク 2片
- 塩、胡椒 適量
- トマトケチャップ 小さじ2
- ウスターソース 小さじ1
料理開始
まずポルチーニ茸を用意します。
これ、高級なやつですよね。どんな味かさっぱりわからないです。
今回は中に混ぜてしまいますが、
たくさん余ったので、今度ポルチーニ茸たっぷりのパスタを作りましょう!それなら味わいがわかると思います。
たくさん余ったので、今度ポルチーニ茸たっぷりのパスタを作りましょう!それなら味わいがわかると思います。
おぉ、楽しみです!
100ccのお水に30分つけておきます。
ニンニクをみじん切りにして、オリーブオイルにひたしておきます。
はいー、やりました。
助手さん、ちょっとみじん切りが荒いですね。でも、食感を楽しむ意味ではアリですね。
ですね。ですね。
玉ねぎ、ニンジン、セロリをフードプロセッサーでみじん切りにしておきます。
このフードプロセッサーほんと使いやすいですね。
今回は、パン粉も自家製です。ゴールデンヨットを使った食パンを焼いておきました。
無造作にちぎって、フードプロセッサーにかければいいんですよね。
適当に入れて、ミキサーを回せば。
自家製パン粉のできあがりなう!
さらさらで、いい感じですね!
さて、こちら、水にもどしたポルチーニ茸から、いいエキスがでています。
ポルチーニ茸は、みじん切りにしてください。エキスは使うのでとっておきます。
ポルチーニ茸は、みじん切りにしてください。エキスは使うのでとっておきます。
みじん切りしましたー。
ミートソースを作ります
鍋にガーリックオイルを大さじ1入れ、火にかけます。
ニンニクが踊り始めたら野菜を投入し、色がつくまで炒めます。
みじん切りポルチーニ茸を入れ、さらに炒めます。
いい香りがしてきました。
別のフライパンにバターを入れ、合いびき肉を炒めます。
お肉は国産の美味しそうなやつを選んできました。
この佇まい。キロ148円ってところね。わかります。
色が変わってきたら、赤ワインを入れ、アルコールがとぶまで炒めます。
ワインが飛んだら、火を止めます。
野菜の鍋に炒めたひき肉を入れます。
ポルチーニ茸のもどし汁と、チキンスープを入れます。
ガンガン攻めますね!
ホールトマトをよく潰してから、加えます。
しっかり潰しておくと、舌触りがよくなりますね。
ローリエ、タイムの枝、塩、胡椒、トマトケチャップ、ウスターソースを入れ、蓋をして50分煮込みます。
これは、50分後のできあがりが楽しみです。
ミートソースのできあがりー。
いい匂いだーー!
トマトソースを作ります
次に、トマトソースを作ります。
フライパンにニンニクオイル大さじ1を入れ、火にかけます。
フライパンにニンニクオイル大さじ1を入れ、火にかけます。
にんにくオイル大活躍ですね。
みじん切りの玉ねぎを加え、よく炒めます。
これ、色が変わるまでしっかり炒めると、甘み引き立つ美味しいトマトソースになりますかね?
なると思います。
甘いたまねぎが好きなんです。
よくつぶしたホールトマトを加え、塩を入れます。
水分が飛ぶまで炒めます。トマトソースの出来上がり。
水分が飛んでぐっと濃くなっている感じです!
チーズを用意します
パルミジャーノ・レッジャーノチーズをすりおろしておきます。
チーズすりおろし機が欲しいところ。
粉になりましたね。中に混ぜるので、これでいいんです。
固形で食べたいな。。
モッツァレラチーズは、5mm角の大きさに切っておきます。
つまりこれが、ライスコロッケの中心でとろーりの元ですね。
ここまでで、下ごしらえの完了です!
いよいよライスを仕込んでいきますよー。
いよいよライスを仕込んでいきますよー。
ライスの仕込み作業
大きめの鍋、もしくはフライパンににんにくオイル大さじ1を入れ、火にかけます。
うちはフライパンを利用ですね。
お米を投入。ここでポイント。お米は洗わないでそのまま入れます。
半透明になったら、チキンスープをひたひたになるくらいまで入れます。
これから13分〜15分くらい炒めていきます。お米の芯が少し残るくらいまで炒めるのがポイント。
水分がなくなってきたら、チキンスープを足す、を繰り返しながら炒めます。
水分がなくなってきたら、チキンスープを足す、を繰り返しながら炒めます。
すぐ蒸発していくので、なんだか目が離せない作業ですね。
そうですね。ここでのお米の固さが味にダイレクトに影響するので超注意です。
ライスが炒め終わりましたよー。
味見してみると、うっすら固さが残るくらい。これくらいがいいんですね!
ミートソースを加えます。
まぜまぜ。
バター、塩、胡椒を加えます。
火をとめて、パルメザンチーズを入れます。
パルミジャーノレッジャーノ!!
言いたいだけですね。
調子に乗って、パルメザンチーズを更に足しちゃいます。へへへ。
しっかりと混ぜたら、バットに移します。
氷水を張ったバットを用意。
おお、どうするのでしょう。
氷のバットの上に、ミートソースバットを載せて、その上にラップをかけたライスのバットをのせます。
こうすることで急速に冷やすことができます。
バットってほんといい仕事しますね。
衣の準備
ボウルに卵を割り入れます。
なんだか、色が違いますね。
左の卵はパプリカの餌を食べて育った鶏の卵です。
オレンジ色が濃くておいしそうだ!
塩、胡椒をしてよく混ぜ、ざるでこしておきます。
衣をつける
冷めたライスを8等分にします。
少し小ぶりですね。
モッツァレラチーズを中に入れ込んで、丸めます。
こんな感じに丸めます。
水分多いなと思っていましたけど、わりと固まるんですね。
全部丸め終わりました。
小麦粉を全体につけます。
卵、パン粉をつけます。
なんか、ざくぎりのパン粉は、鬼パン粉!って感じですね。
鬼おろし的な感じね。
あげていきます
体に脂肪がつきにくい日清ヘルシーリセッタををたっぷり投入します。
やっぱ揚げ物には、体に脂肪がつきにくい日清ヘルシーリセッタに限りますね!
油かすとりを使って投入すると、はねなくて便利です。160度から170度でじっくり揚げていきます。
思ったより低温じゃないですか?
実は、生パン粉は焦げやすいので、じっくり中まで火を通すと高温だと、だいぶ焦げた色になってしまうのです。
なーるほどー。
ころころころがしながら、丸みをくずさないようにします。
きつね色になったらできあがり。
できあがり!
おいしそう!おいしそう!おいしそう!
トマトソースと、タイム、イタリアンパセリをかざって出来上がりです!
おぉ、このお皿は、波佐見焼ですね!素敵です。
お、さすがですね。素敵なお皿ですよね。
中のチーズがとろけて、美味しい!衣はサックサク!
ちなみに、左が自家製パン粉を使って、右が市販のパン粉を使って、同じ時間揚げたものです。
生パン粉のほうが、火が通りやすいので、色が濃いのですね。
ライスコロッケで残ったミートソースは、ペンネと合わせて食べました。
やっぱイタリアンは美味しいですね!
作ってみての感想
ライスコロッケは、思っていた以上に、工数が多くて下ごしらえが大変な料理でした。
ミートソース、トマトソース、リゾットと、3品を作る時間がかかります。
しかし、下ごしらえをして、丸めるところまでやっておけば、あとは揚げるだけです。
揚げたてに食べたので、外がサクサクの、中はしっとり、中央はトロ~リという食感。
ミートソースとトマトソースのコラボなわけで、それにお米とチーズが交じり合うんですから、うまくないわけありません。
ただ、ライスの炊き込む加減や、ミートソースの味付け、揚げ時間など、気を抜けないポイントがある料理なので、ごまかしが効きづらい料理だなと思いました。
ちょっとした集まりで活躍しそうな料理だと思いました!
[amazonjs asin=”B00F9RNW3G” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”TESCOM PureNatura フードプロセッサー ホワイト TK440-W”]