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※更新日:2024年8月24日
投稿日:2015年6月7日

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自分で確かめることが大切

いざ購入に向けて話が進むと、お金のこと以外にも、確認するべきことがたくさん出てきます。

わからないことは、不動産会社の担当者が調べてくれます。
担当者は、回答してくれるかもしれませんが、購入した後に話が違うなどという場合があったとしても、水掛け論になる可能性はあります。

不動産会社も守秘義務がありますので、全てを話してくれるわけではありません。
売ることが仕事ですから、あえて言わないこともあると思います。

しっかり自分の目で確認し、判断することが大切だと思いました。

確認することリスト

私が調べた内容や、気になったことを、リストにしてみました。

なぜ投資家はこの家を買わなかったのか。

もっとも重要な質問がこれです。まず最初に不動産会社の担当者に聞くべき項目かもしれません。

不動産投資家は、私達よりずっと早く情報をキャッチします。

そんな彼らが、なぜ買って賃貸にしたり、リノベーションして高値で売ろうと思わなかったのでしょうか?良い物件は、貸し出せば利益が出るはずです。

これを知るのは、とても重要です。様々な理由がわかるので、掘り下げましょう。
私が購入した家は、狭すぎることが一番の理由で、他にもあったのですが、納得できるものでした。

治安や周辺環境はどうか

周辺環境や治安や、生活の様子は、マンションノートを利用して、近くのマンションや地域の口コミを調べることで大体わかるのでオススメです。
googleマップを見れば、近所のマンション名は簡単にわかります。
そのマンションに住んでいる人は口コミを多く残してくれているので、参考になります。

価格が妥当かどうか

周辺の中古物件や土地と比較して、価格が妥当か見てみましょう。
土地の価格は、土地代データが参考になります。
条件によっても価格は変動するので一概には言えないですが、納得できる要素は必要だと思います。
私の物件を購入した地域は、あまり売買が盛んではなかったようで、数が少なかったのですが、推測する材料は、ネット上にちらほら落ちていたので参考にしました。

売り出しの経緯が納得できるか

売りだされた経緯を担当者に確認してみます。中古の建物と土地なら、納得して購入したいところ。
登記簿を見れば、誰がどのくらいの期間、所有していたかを知る事ができ、おおよその歴史がわかります。

登記簿の確認、状況がきれいか。

所有者の履歴が見られます。債権のあたりはどうなっているのか、念のため確認します。
不動産会社の担当者がこの部分についても説明してくれると思います。

貸すならいくらになるか

住宅ローンは住むことを前提としたローンなので貸すことはあまり考えませんが、万が一の場合も考慮して、賃貸にする可能性も視野に入れておきます。周辺地域の類似物件の賃貸価格を調査します。万一の際にどれくらいで貸せるかを知っておくと、収入の目安になります。

周りに湿っている、苔が生えている場所はないか。

雨が降った後に水たまりが出来て、なかなか乾かない場所がないか気にしてみます。
苔が生えていれば、そのあたりで腐っている部分が無いかを確認します。床下を調べてみると、一部が腐っていたということがわかるかもしれません。
長く住むので、水はけの良さなどの細かい事も大事な要素だと思います。

境界がはっきりしているか。

土地の境界が曖昧なのはダメです。印をしっかり確認しましょう。
自分の場合は幸い、こちらが確認する前に不動産会社の資料でもらったので、安心でした。
今後売り出すときや、万が一のトラブルの時の為に、無ければ売主に設置してもらいましょう。

所有者全員の委任状はあるか。

特に、個人売買の時にもめることがあるそうです。
不動産会社から購入する場合は安心だと思いますが、念の為、確認しておきましょう。

水道管の口径は13mmか20mmか。

新しい住宅は20mmが多いそうです。
昔の住宅は13mmが普通なので、特に問題はないようですが、水圧が気になる方は確認しましょう。
13mmから20mmに変更する場合は、利用している管が通っている近所の家に断水を依頼が必要な場合があります。これがとても大変。それでも水圧が気になるようでしたら、引っ越しする前に面倒なことは全て終わらせたほうがいいと思います。
うちは、13mmでしたが、そのまま利用していて、今のところ特に気になったことはありません。

耐震性はどうか?

古い物件に耐震性を求めることはあまりできないと思いますが、耐震工事をしていると、古い物件でも減税対象になる場合があります。
ただし、耐震工事をすると、間取りが少し狭くなったりする場合もあるので、その辺りはトレードオフです。

私的には、ボロボロすぎると怖いですが、ある程度の地震で崩れないようであれば、気にしないようにしました。
直下型の地震がきたら、周辺の似たような家は同じ状況だと思いますし、耐震の為のリフォーム代が高いからです。
リフォーム後、床を剥がしたりしてわかったのですが、購入した家は、わりとしっかりとした造りになっているとのことで安心しました。

リフォームの助成金

太陽光発電やバリアフリー、エコ関連は、助成金が出る地域があります。
区や市で行っている独自の制度もチェックです。今後、リフォームで活用できるかもしれません。

自転車を置くスペースを確保できるか

我が家ではスポーツタイプの自転車を2台所有しているのですが、盗難が怖いので家の中に入れられるかは重要な問題です。
幸い、裏に納戸のようなスペースがあったので、自転車置場を確保できそうでした。
自転車問題は生活に密接に関わってくるので、頭の中に入れておいてもいいかもしれません。

近くに買い物のできるスーパーはあるか。

最近ではネットスーパーも便利ですが、生活するうえで、スーパーはあったほうが便利です。
近くのスーパーを探しておきましょう。できたら、実際に行ってみて、現在住んでいる地域と野菜や魚、肉の値段を比較してみるとよいかと思います。

病院もチェック

念のため、歯医者や病院などもチェックします。
長く住む家です。近くに信頼できるかかりつけ医を見つけたいところです。

子供がいたら

学校の位置や通学路などは、優先度が高い確認項目だと思います。
子供が居れば、近所に同年代の子供が多く住んでいるか、という事も知っておくといいかもしれません。

地域の将来性

近くで計画されている建物や、市や区で公開されている、今後の土地開発予定等もわかれば確認しておきたいところです。
地価がどうなっていくか、自分でも将来性を予測することは大切です。
家の購入は投資です!

チェックする内容はたくさん

他にも、チェックポイントはたくさんありますが、人により異なるので、納得できるまで調べたほうが良いと思います。
調べてみると、ほんとにキリがありません。
それでも、高い買い物です。暮らすと仮定して、擬似生活を頭の中でしてみましょう。
もちろん、出来る限り、現地に足を運び、平日休日の朝、昼、夜の様子を確認することはとても重要です。

わかったこと

  • 契約をする前に、自分の目でしっかり確かめることが重要。
  • なぜ投資家はこの家を買わなかったのか。は最初に聞きたい質問。
  • 不動産屋の回答を全て鵜呑みにせずに、調べることも大切。

次は、「購入申し込みから契約して引き渡されるまでの流れが知りたい!