目次
ローン内定後の流れ
無事に住宅ローンの内定をもらえたら、今後の流れについて、しっかり確認しておくといいと思います。
自分の場合は、リフォーム工事も挟んでいましたのでこのような流れです。
- リフォームの内容を確定させる。
- リフォーム工事をする。
- 銀行に行って「金銭消費貸借契約」等の締結を行う。
- 融資金の実行予定日(引渡しの日)を決めて、融資実行を依頼する。
※借金のことを、法律上では、「金銭消費貸借」といいます。
この中で特に、金銭消費貸借契約がわかりづらかったので、自分が調べたことを書いておきます。
融資金額は下げることができる
住宅ローンで借りる金額はすでに決めて、内定をもらっております。
しかし、提出した住宅ローンの金額は、リノベーション前に決めました。リフォーム工事が思ったより安かったりなど、場合によっては、借りる金額が少なくなる事があるかもしれません。
金銭消費貸借契約等の締結の前であれば、借りる金額を減らすことは可能です。
逆に希望金額を増やすとなると、再度審査が必要となりますので、注意が必要です。
金銭消費貸借契約等の締結のタイミング
金銭消費貸借契約等の締結のタイミングは、手付金を抜いた「残代金」を支払う引き渡し日の、少し前に銀行で行います。
銀行にもよりますが、残代金を支払う日の少なくても3〜5営業日前には、銀行へ行って金銭消費貸借契約等の締結をしておかないと、銀行の処理が引渡し日に間に合いません。
私の借りた都市銀行は、休日も対応しているローンの窓口があったので、土曜日に予約をして対応してもらいました。
「金銭消費貸借契約」等の締結に必要なもの
前日に電話がきて、最終確認がありました。
ローンの金額や持ち物、火災保険の説明は必要かなどの確認でした。
銀行へ行く前に決めておくことや、必要な持ち物がありますのでチェックしておきます。
- 選択する金利(固定、変動)の内容の決定
- 火災保険について(銀行で契約しない場合は不要)
- 団信のがん保険などのオプション(特約)の決定
- 新住所の住民票 1通
- 実印
- 新住所での印鑑証明証 2通
- 銀行通帳
- 預金口座届け印
- 現住所での住民票(家族全員)
- 免許証(旧住所で構わない)
- 健康保険証
- 検査済証(手元にあったら持っていきますが、無かったので不動産会社に用意してもらいました)
引っ越し前に新住所の住民票が必要?
銀行に提出する書類に、新住所の住民票と書いてありましたが、引っ越す前に新しい住民票を手に入れられる訳はありません。転入届けが必要です。
おかしいなと思って調べてみると、いやはや融資制度が実務と矛盾しているグレーな話が存在していました。
- ローンを組まないと、家を買えない
- 家を買わないと、家に住めない
- 家に住んでいないと、住民票移動が出来ない
- 住民票移動ができないと、ローンを組めない
というループ状態。
役所も事情はわかっているようですが、「もう引っ越しましたか?」と聞かれたら、「はい引っ越しました。」と言わないと、転入届は受理されません。という事で住民票の移動手続きができません。
融資制度の目的は、「低い利子での融資を、融資の申込者本人が住む家に対して行う」という事なので、住民票が必要なのですが、この時系列的問題はどうにかならないものなのでしょうか。。
ちなみに、窓口で住民票をもらう時に、用途は?と聞かれました。
用途を書く欄があり、いきなりのことだったので、オロオロしながら「銀行へ提出」と書きましたが、無事に受理されました。
わかったこと
- 金銭消費貸借契約は銀行で行う。行うタイミングは「引渡し日」の数日前には完了させておく。
- 引渡し日に、不動産会社にて、不動産の残代金の支払いをする。
- 新住所の住民票を取得する方法がグレーだが住民票は必要。