1. モダンなデザインの常滑焼。やきもの散歩道に行ってきました

投稿日:2017年10月2日

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常滑焼きとの出会い

1月に東京ドームで行われている、テーブルウェア・フェスティバルで、私たちの心を魅了した1つが、常滑焼きでした。
常滑焼
常滑焼きがあるのは、愛知県の常滑市。
駅前には、「やきもの散歩道」という道が整備されており、お気に入りの器を探しながら、お散歩ができると聞きました。
器を見たときから、秋になったらお散歩しにいこうと決めていました!

今回買った器もモダンで素敵

さて、常滑には、どんな器があるのでしょうか?
私たちが買ってきた陶器を少しご紹介します。
今一番のお気に入りのマグカップ。机にあるだけでテンションあがります!
買ってきた常滑焼
一菁陶園の大きいマグ背面
一菁陶園の小さいマグ正面
今回の旅の目的だった盤Projectのマット感のある器も購入しました。
上の短いほうの器は、濃紺色です。かっこいい。
盤プロジェクトの長皿
写真だとわかりづらいですが、大きめのサイズの盤。食事が楽しくなります!
盤プロジェクトの丸皿
他にも、モダンな急須や、
モダンな急須
かわいいお魚の器も買いました。
TOKONAMESTORE魚のお皿
他にも、こちらの急須も購入しました。品切れの為、お届け待ちです。
TOKONAME STOREのポット

では、早速、楽しい窯元の産地を巡る旅の様子をご紹介します。
今回は、関東から弾丸の旅でございます!

というわけで、行ってみました!

東京駅から出発

濃紺さん、旅行に夜行バスで行くのは初の試みですね。

高速バス乗り場

夜に東京を出て、名古屋駅で朝ごはんを頂いてから器を見に行く予定です。
なるほどー。そう言えば、夜行バスのチケットすごく安かったです。
新幹線だと片道が2人で2万円くらい、夜行バスだと8,000円くらい。
気分的にですが、すでに13,000円分の陶器を買ったようなもんですね!
そうですね。ただ、帰りは翌日の仕事もあるので、新幹線で帰りましょう。

名古屋から常滑へ出発

名古屋に到着。空は快晴!風も穏やかで、素敵な秋の陽気に心踊ります!

名古屋に到着

実は7時間のバス旅は少々辛かったのですが、名古屋に着くと楽しみで疲れが吹っ飛びました!
朝ごはんを軽く食べたら、早速常滑に向かいましょう。乗る電車は、名鉄線です。

名鉄線名古屋駅

中部国際空港行きの赤い電車が常滑へ連れて行ってくれました。

赤い名鉄線

常滑駅に到着

ついに、常滑駅に到着です!

常滑駅に到着

特急利用で約32分。私たちは準急利用で、乗車時間は約47分でした。
改札を出てまっすぐ進むと、常滑市観光案内所がありました。

常滑観光案内所

駅に着いたら、まずは、こちらで地図や資料を頂きます。
あ、20世紀少年のロケ地でもあったんですね。

20世紀少年のロケ地

10月7日には「急須の里めぐり」というイベントもあるようですが、お茶の香る散歩道って、すごく心が落ち着くイメージで素敵ですね。

急須の里めぐりの案内

お、陶器市は、秋の10月に行われるんですね。ゴールデンウィークに開催する地域が多い印象でした。

常滑焼まつりのお知らせ

それは聞いた所によると、常滑焼の陶器市はこれまでは8月に開催されていましたが、2017年は秋になったそうです。

やきものの散歩道へ

駅から始まる、やきもの散歩道への道案内が抜群にわかりやすいですね。

やきもの散歩の案内板

ほら、こっちにも目印がある!
あちこちに案内板があり、迷わずにスタートできるのは、初心者の私たちにも安心ですね!

親切な案内板

今回は、Aコース(1.5km)をゆっくり散歩しようと思いますので、スタート地点をめざして歩きましょう。

Aコースの地図

ちなみに、イメージがしやすいように、今回伺ったオススメの場所はこちらの地図にまとめました!

tokoname map

とこなめ招き猫通り

早速のこれはなんだろう? とこなめ招き猫通り?

とこなめ招き猫通り

散歩道の前に、色々な猫が出迎えてくれていますよ!
「安産」ねこ。優しい気持ちになりそうな作品。

安産ねこ

「無病息災」ねこ。スーパーな力を発揮しそうです。

無病息災ねこ

「学業成就」ねこ。集中力が増しそうです。

学業成就ねこ

陶磁器会館がスタート地点

招き猫通りを過ぎたら、Aコーススタート地点の「陶磁器会館」に到着です。
常滑駅からは徒歩10分もかからずに着きました。近いですね。

常滑市陶磁器会館

陶磁器会館では、常滑焼作家の作品がずらりと並んでいて、お買い物もできます。

散歩道のAコーススタート

本当に、案内板が多くて、助かりますね!
Aコースは1.5キロ程度なので、まずは一周してみましょう。
その後、ランチを食べて、気になるところを、ゆっくり見るという作戦です!

Aコーススタート

ちなみに、道路に埋め込まれているブロックも順路指示の目印になっているそうですよ!

道先案内ブロック

散歩道に入ると、陶器で作られた土管や入れ物が埋め込まれた壁がすごい!

陶器が埋め込まれた壁

ここを歩いていると、駅から近いのに、もう世界観に吸い込まれた感じです。
こちらも、雰囲気ある佇まいですね。

土管が埋め込まれた壁

コールタールが塗られた黒壁と瓦造りの建物が多く、街全体で風情のある一体感を感じます。

コールタールの黒壁古民家

あちらこちらに煙突。左は大型倒焔式角窯。すげー。

大型倒焔式角窯

散歩道には、お店も点在しており、お買い物が楽しめます。

点在する陶器ショップ

こんな間近にレンガ造りの煙突がみられるのも、焼き物の街散歩ならではですね。

レンガ造りの煙突

ここは、名古屋芸術大学の常滑工房ギャラリーとのことです。
制作室からギャラリーまで揃っている、地域と交流できる場所なのだとか。

名古屋芸大のギャラリー

こんなかっこいい古民家が大学の一部とは、驚きです。

だんご茶屋

可愛い佇まいの「だんご茶屋」。ちょっと一休みしましょう。

だんご茶屋の外観

ご主人の軽快なお話を聞きながら、お団子とアイス大福をいただきます。
あ、この2つ、、ほんと美味しいです!!

団子とアイス大福

かいせんどんやたきたけ

だんご茶屋からほど近くの「廻船問屋瀧田家」を覗いてみました。かいせんどんやたきたけ と読みます。
船で全国へ船で焼き物を届けることが出来た常滑は、かつては「廻船」の町でもあったそう。

廻船問屋瀧田家の内観

立派なお屋敷で、お庭もきれいに整えられていますね。

廻船問屋瀧田家の庭園

散歩道と町並み

やきもの散歩道に戻りましょう!楽しいので早く行きましょう!

廻船問屋瀧田家脇の散歩道 

そうですね(笑)古民家を利用したお店が多く、美しい街並みの散歩は楽しいです。

古民家改装の店舗

土管坂と登り窯

この土管坂は、ふるさとの坂道30選の1つなんだそう。

土管坂

現存する日本最古で最大級の登窯とのことです。

登窯の看板

大きな登り窯を、こんな間近に見たのは初めてです!

常滑焼の登窯

10本の煙突も圧巻の景色ですね。

登窯の煙突

猫が馴染むお店たち

あら、猫の馴染み具合が素敵ですね。かわいい。

看板ねこ

時々、土日のみの営業のお店もありますね。調べていくのがいいかもしれません。

常滑急須の達人のお店

「一菁陶園」(いっせいとうえん)

青い文字の色が目印のお店は、一菁陶園(いっせいとうえん)。

一菁陶園の外観

店内にはメダカもいたり、素敵な内装のお店です。

一菁陶園の内観

こちらでは、デザインと色使いに一目惚れし、マグカップを購入しました。

一菁陶園の大きいマグ背面

明るい色使いと線画の組み合わせ、そして内側の水色がモダンな印象。即買いです。

一菁陶園の小さいマグ正面

マグカップの他にも色々な陶器がありました。

一菁陶園のモダンな陶器

そしてなんと、一菁陶園さんでは、東京ドームのテーブルウェア・フェスティバルで見た「盤Project」の作品を購入することができます!!

独特な表情の盤の器

オーナーの親切丁寧な人柄が素敵なお店でした!
その先を進むと、散歩道を進むと、素敵なコーヒー屋さんも発見です。

コーヒーショップ

器と暮らしの道具 morrina(モリーナ)

Aコースの終盤に素敵なお店がありました。「器と暮らしの道具 morrina」(モリーナ)。

morrinaの外観

こちらは、常滑の作家物が集まったセレクトショップですね。覗いてみましょう。

morrinaの入り口

古民家を改装した外観はもちろん、取り揃えられた作品は素敵なものばかり。

morrinaの内観

テーブルコーディネートが楽しくなりそうな雑貨や、個性豊かな陶器が集まっています。素敵だ!

morrinaの陶器

なんだかほっとする空間で、オーナーとの会話が楽しめました。

morrinaのギャラリー

オーナーから、常滑焼はもちろん、その他の産地の歴史や事情に関することまでうかがうことができ、とても勉強になりました。

素敵な風景

Aコースの散歩道には、素敵な景色も広がっています。

大きな煙突

高台から望める常滑の風景もいいですねぇ。
煙突が点在していているのがいい感じですね

常滑さんぽ道の上からの景色

あぁ、「暮布土屋通り」の看板。今回は行けませんが、「うどん甘味 侘助」のカレーうどんが食べたかったな。

蔵布土屋通りの看板

陶磁器会館に戻り、Aコースは一旦ゴールです。

Aコースゴール付近

Aコースはゆっくり歩いても数時間でまわれるのが良かったです。
お昼も近いので、予約しているランチを食べて、他にも気になるお店を探索するとしましょう!

ni:no(ニーノ)でランチ

待っていました! ni:no(ニーノ)でランチです。

ni:noの外観

こちらのお店は、陶磁器会館の向かいあたりにあります。
いつも、行き当たりばったりで美味しいものを食べ損ねる旅が多かったので、今回は予約をしてきました。
中に入ると1階は雑貨屋さん、2階がカフェスペースになっていました。

ni:noの内観

インテリアなど雰囲気が素敵です。

ni:noのインテリア

ランチの前菜。どれも小さいのに、1つずつきちんと作られた美味しい一皿でした。

ni:noランチの前菜

この陶器もおそらく常滑焼だと思うのですが、かっこいいですね。盛り付けも素敵。
「チキンとたっぷり野菜のミネストローネ」と「サーモンとかぼちゃのクリームスープ」のランチにしました。いい時間を過ごせました。

ni:noランチのスープ

「マルヨ久田製陶所」(佳窯)

ランチの後に伺ったのが、渋い看板が目印のマルヨ久田製陶所。一菁陶園さんにご紹介頂きました。

マルヨ久田作陶所

とっても好みのマットな質感の、お料理が映えそうな作品がたくさん並んでいました。
この器を使用しているお店は素敵すぎる。

マルヨ久田作陶所の内観

「TOKONAME STORE」

こちらは、本でも紹介されることの多い、大きな倉庫の中にあるおしゃれなお店です。

TOKONAME STOREの内観

右側にあるSTOREで買い物ができます。
MOM kitchen、TOKONAMEなど、テーブルが明るく楽しくなりそうな作品が集まっていました。

TOKONAME STOREの作品

私たちは、丸くてころんとしたかわいさに惹かれ、こちらの急須を購入しました。

TOKONAME STOREのポット

自宅に届くまで1ヶ月半くらいかかるそうですが、使うのが楽しみです。
倉庫内には、コーヒースタンドもありました。

TOKONAME STOREのコーヒースタンド

おしゃれだなぁ

常滑急須会館

実は、陶磁器会館に来た時に斜め向かいある「常滑急須会館」が気になっていたので、行ってみました。

常滑焼急須館

名前の通り、急須がとにかくたくさん揃っているお店でした。

常滑焼急須館の内観

常滑屋

「常滑屋」さんのある、この付近には、雑貨や器、甘味、食事ができるお店が集まっていますね。

レトロな外観のカフェエリア

「MADOYAMA」は、1階が雑貨屋さん、2階はカフェになっています。

MADOYAMAの外観

器も販売されています。

MADOYAMAの内観

大蔵餅

旅の最後「大蔵餅」さんへは、噂を聞いてやってきました。
いつもたくさんの人で賑わっているのだとか。並ばずに入れたのはラッキーでした。

大蔵餅の外観

びっくりする大きさ!
超巨大な宇治ミルク金時のかき氷をいただきました。中に小豆がたっぷり入っていて、美味しかったです。

大蔵餅のかき氷

私は、注文を受けてから作る、冷やしわらび餅を注文しました。
出来たてはとろとろで美味しかったです。

大蔵餅の冷やしわらび餅

常滑のお散歩おしまい

歩きまわって、陶器を買って、かき氷を食べて、あっという間に17時になってしまいました。
大体のお店は17時閉店だということで、常滑焼の旅はおしまいです。
はい、常滑駅から名古屋駅へ戻り新幹線で東京へ帰る時間ですね。。もっと散歩したいけど。。
常滑には、ガイドブックやネットには載っていないお店や情報がたくさんあり、歩いてみないとわからないことが多かった気がします。旅をしていても、色々な出会いや発見があって、とても楽しかったです。
そうですね、あと、はりきって9時から歩きましたが、まだ早かったようで、開店していないお店が結構ありました。
開店は11時くらいが多い印象でしたので、常滑散歩は、それくらいから散歩をスタートさせるといいかもしれませんね。
そうですね!もちろん、2周した今回のプランも楽しかったのでオススメです!

常滑焼の旅はどうでしたか?

まず、散歩道や観光に関する環境が綺麗に整備されていて、びっくりしました。
雰囲気としては、昔ながらの町並みと、新しい町並みの融合を歩く散歩道が特徴的でした。

陶器を見てみて思ったのは、昔の文化や技術を残し、かつ再利用もしながら、新しい要素を取り入れて、時代に合わせて進化している文化が混ざりあっている印象です。

その為、今後どんな素敵な器が生まれてくるのか、すごく興味がわきました。

なにより、人が温かくて、とっても楽しかったです。

Bコースは次回

Aコースはアップダウンが少々あり、いい運動になりました。
と言ってもきつくはありません。長すぎず、短すぎずなちょうどいい距離でした。

実は、AコースとBコースを散歩する気でいたのですが、常滑には魅力的なお店がたくさんあり、1日では周りきれませんでした。
また来年遊びにきたいと思います!

常滑のとなりのとなりはセントレア

実は、2つ隣の駅が、中部国際空港セントレアという、すごい立地なのは、盲点でした。
飛行機を調べたら、時間や場合によっては、新幹線より安いチケットも取れそうですし、次回は羽田から飛行機で来たいなと思いました。

それでは、買った器で楽しい休日を過ごしたいと思います!

次はどこの産地に行こうかな!
  1. 益子陶器市へバスで行ってきました!現地の様子を写真でご紹介

投稿日:2017年5月2日

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益子の陶器市への交通手段

陶器市への交通手段は、大きく3つ考えられます。

  • 車で行く(駐車場が混む)
  • 電車で行く(乗り換えがある、座れないことも)
  • バスで行く(時間の自由が少ない)

今回は、この中の「バスで行く」に注目した陶器市の楽しみ方をご紹介します。

行った日はゴールデンウィークの真ん中あたりの平日。
バスツアーの感想は最後に記載するとして、まずは会場の様子を写真でリポートします。

今回のルート

バスの中でもらったこちらのmapが全体図です。
赤いラインが今回歩いたルートです。雨が降らなければもっと広範囲を回れたと思います。
map

共販センター(共販テント村)

バスから降りて、まず最初に降り立ったのは、共販センター。
バスの駐車場が共販センターの裏でした。
共販センターの裏
早速素敵な作家さんの器がお出迎えです。
共販センターの裏の陶器
共販センターの裏の雰囲気

共販センターの内観

店内には陶芸作品がたくさんありました。
共販センターの内観
ふくろう

共販センターの外側

陶器市は普段よりリーズナブルに器を手に入れられるチャンス。
共販センターを出た「共販テント村」には、特に安い陶器がコンテナに入ってたくさん売られているので、お買い物が楽しくなりそうです。
共販センター前のテントの様子
共販テントの様子
安売りコンテナ
共販センターの安いカレー皿
全体的に割引販売されていますが、共販センターは作家物、卸商品が一同に集まっています。
作家さん物も見逃せません。
渋いスープマグ
茶香炉
陶器だけでなく、木工もありまして、スツールが素敵でした。
木のチェア
共販センターは、大きなたぬきが目印です。
大たぬき

KENMOKUテント村

次に、共販センター入口の道路をはさんで向かい側にある場所へ向かいました。
地図を見ると、「KENMOKUテント村」と書いてありました。
共販センターの前のテント

ここにも、作家さんの作品も多くありました。
どくろの陶器
カリモクテントの作家物
カリモクテントの器

毎年どこかの陶器市へ行っていますが、自宅の陶器・磁器が増えてアイテムが充実してきたので、最近は買う量が減ってきました。
徐々に作家さん物の器探しに注力するようになりました。

今回の陶器市の目的は、作家さんモノのコーヒーカップとスープマグの購入です。

メインストリート

共販センターを出て右側に道なりに歩きました。
メイン通り
左右にお店が並んでいますので、まずは左側の道沿いを歩いてみます。

普段から構えているお店は基本的に、窯元さんから仕入れて売っているので、窯元さん直から買うより少し高くなります。
その代わり、作家さんを探す手間が省けるセレクトショップです。
作家さんを探すのは大変なので、気に入った陶器があれは即買いをするようにしております。

もえぎ(もえぎ城内坂店)

このお店は、益子に来ると毎回寄るお店です。
もえぎの外観
もえぎの内観
陶器市の期間限定で裏にある倉庫が開放されていて、お買い得な商品をみることができます。
もえぎのバックヤード
もえぎの裏工房
もえぎの倉庫

ここには、センスの良い作家さんの陶器が集まっています。
益子だけではなく、笠間など他の地域の作家さんの陶器も扱っています。
もえぎで扱っている器
今回は、こちらで、阿久津雅土さんの「染鉄マグ」を購入しました。
マグカップ
阿久津さんは、益子の栗生で親子で作陶をされているそうで、「阿久津忠男・雅土 二人展」を丁度開催しておりました。
とても素敵な作品が多かったので、現地に行く方はぜひご覧になってみてください。
コーヒーカップ
酒器
水滴入れ
濃紺の器
他にも、かわいいお皿や壺も販売されておりました。
もえぎの木工製品
もえぎの塩壺
もえぎのビアグラス
もえぎの店内の作品

日下田藍染工房

横断歩道を渡り、反対側の道を来た方向へ戻ります。
折り返し
信号を渡った辺りに、素敵なお店が1軒ありました。
「日下田藍染工房」、藍染の工房が見学できました。
藍染工房
ジャパンブルー

テレビで見たことのある壺と「藍の花」を初めて見ることができ、酸化の簡単な様子を見せて頂き感動しました。
藍染はいつか挑戦したいと思っています。
藍染工房の中
藍染製品

裏路地テント

メインストリートを少し戻ると、その先には作家さんのお店がたくさんある、「裏路地テント」がありました。
路地裏テント
路地裏テントの様子
路地裏テントの作家
テープカッター
モダンな器
動物の皿
眠そうなフクロウ
木の器
路地裏テントの器

授乳室もありました。子供連れの家族に優しいですね。
授乳室

かまぐれの丘

その後は、その先の「かまぐれの丘」に行きました。
ここも、作家さんのお店が多く並んでいます。
かまぐれの丘
かまぐれの雰囲気

遺跡広場

道なりに進んで行くと遺跡広場があります。
遺跡広場作家
作家ものの陶器がこちらもたくさんありました。
カラフルなお皿
洗面器
丘の作品

旧濱田邸

かまぐれの丘の先へ進むと、旧濱田邸があります。
濱田庄司は、日本を代表する陶芸家の一人。
柳宗悦や河井寛次郎らと民芸運動を広めたものすごい人です。

地図には小さく掲載されていますが、ここは必見です。
敷地内に登り窯を備えた、素敵で大きな「古民家」があります。
いつかこんなところに住んでみたいと思うほど、素敵な景色がありました。
濱田邸
旧濱田邸
大きなかまど
登り窯

よこみち作家テント

旧濱田邸を出て道なりに進むと、作家さんのテントが立ち並んでいます。
益子以外の作家さん達が多い印象でした。ここは、「よこみち作家テント」という場所です。

ここは、共販センターの横手になりますので、これで、一旦スタート地点に戻ってきたことになります。

寄り道

その後は、まだ見ていない道沿いを歩いたり、気になったお店や陶器を見て回りました。
気になる陶器はたくさんありましたので、一挙にご紹介。

大好きな平らなお皿。最近は、高さのあるお皿が気になります。
平らなお皿
釉薬が素敵なお皿。色が志野焼っぽくて好きです。
釉薬が素敵
釣り人のお香立て。
釣り人のお香立て
こけ玉と、こけ玉の台。
こけ玉
はにわ達。
はにわ達
素敵な鉢植え。
盆栽
お線香をモダンに立てます。
お線香立て
荒削りが素敵なカップ。
荒削りが素敵なカップ
最後はポストです。
ポスト

いちごのジェラートが美味い

ちなみに、メインストリートで売っている、いちごのジェラートは、いちごがとても甘くておすすめです!
ジェラート

ランチ

ランチはグリーンカレーとインドカレーにしました。
その他にもお蕎麦屋や栃木のポークを使ったホットドッグなど、美味しそうなものがたくさんありました。
カレーのランチ
グリーンカレー
コーヒー屋さん

他にも見どころはたくさん

以前、益子を訪れた時に良かった場所は、「Antiques道具屋」。
古民家で使われていたドアや、鉄の取っ手など、アンティーク調のリフォームに興味のある方におすすめです。

会場から少し離れていますが、「つかもと」周辺もオススメです。こちらでは、陶芸体験をしたことがありますが、親切丁寧で楽しかった想い出があります。
つかもとでは、2017年はリサ・ラーソンと益子のコラボ製品が販売されているようです。

バスツアーってどんな感じ?

バスは、新宿から出発している益子陶器市バスツアーを利用しました。
益子町観光協会のページに掲載がある、「四季の旅」企画のツアーです。
バスの中
料金は、休日は6,980円、平日は5,800円。
電車で行く場合、新宿から益子駅間は、乗り換え2回で4,800円程度なので、電車で行くより少しだけ高いです。
とはいえ、確実に座ることができて、寝ていられるのがバスツアーのメリットです。

バスは座席表があり、予め席が決まっていたので、混乱もなくスムーズに出発することができました。
48名乗車で満員のバスは東北道を利用して、途中佐野パーキングへ立ち寄り、益子へ向かいました。
バスの中では、益子の会場地図が配布され、ざっくり位置関係が把握できました。

現地での滞在は5時間程度。
平日だったので、バスの移動がスムーズで、ちょうど良い滞在時間でした。

バスの移動時間

気になるバスの移動時間ですが、行きも帰りも3時間弱の移動時間で、あっという間に感じました。
※この日は平日で、雨の予報もあった為、普段より混雑が少なかったようです。

往路でかかった時間

7時30分頃に新宿を出発し、10時過ぎには益子に到着。
移動時間は2時間40分
バスの外観

復路でかかった時間

15時17分に出発し、18時過ぎには新宿へ到着。
移動時間は2時間50分
駐車場のバス

バスツアーは、熟睡できます。
車は疲れる、電車も疲れる、という方はぜひご参考にしてみてください。

最後にアドバイス

バス旅行に行くときは、とにかく周りの声や音を気にしないようにする為に、SONYのワイヤレスノイズキャンセリングイヤホンを必ず持っていきます。3年ほど利用していますが、オススメの一品です。