1. トロ〜リチーズが美味しい!自家製生パン粉で作るライスコロッケ

投稿日:2013年11月17日

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自家製生パン粉で作るライスコロッケ

ライスコロッケのできあがり
ライスコロッケに合わせるのは、こちらも自家製のトマトソースです。
イタリアンパセリとローズマリーを添えています。

イタリア人のユーモアが光るライスコロッケ

イタリア語で、スップリ アル テレフォーノ(Supplì al telefono)と呼ばれているライスコロッケ。

「スプリ」は、何が入っているかわからないサプライズの意味があって、
「テレフォーノ」は、中に入っているチーズが伸びる、電話機のコードみたいだね。という意味らしいです。

伸びるチーズはモッツァレラチーズ。ど真ん中に上手に包むのが「スプリ」のポイントですね!

ライスコロッケを作ってみよう

今日のランチはイタリアンにしようと思います。
パスタですかー。では、いつも通りの生パスタを作る準備しますね。
助手さん!ちょっとお待ち。
イタリアンがパスタだけだと思ったら、大間違いですよ!
おぉ、では、今日はペンネですか?リゾットですか?、もしや私の大好きなピッツァ!!
リゾットがちょっと近いですね。
なんだろう。あぁ、ドリアですね。ドリアドリア。
今日はライスコロッケを作りましょう。
目指せ!カプリチョーザ!

料理の手順

  • ポルチーニ茸を水に浸す
  • 野菜をみじん切りにする
  • パン粉を作る
  • ミートソースを作る
  • トマトソースを作る
  • お米を炒める
  • 具材をまとめる
  • 丸めて、油であげる
  • 仕上げに、トマトソースとハーブを添えてできあがり
ライスコロッケを作る工程は、ミートソース、トマトソース、リゾットを作るという3つの工程があります。
ライスコロッケって思ったより、大変なんですね。
その中で、今回のポイントを3つあげてみました。
いつもより多い!
ひとつは、お米の炒める固さ。
軽く芯が残る程度の絶妙な炒め具合を目指しましょう。
なるほど、パスタの湯で加減より難しそうだ。
ふたつめが、朝作ったパンを生パン粉にして使う部分です。
あ、だから、今日の朝ごはんは焼きたてのパンだったんですね。
そう、パンを作ったのはパン粉の為です。
全くきづかずに食べまくりました。
みっつめは、丸く整形して、それをくずさないように綺麗に油で揚げるところです。
まんまるの綺麗なライスコロッケを目指します!
では、材料を用意しましょう。

ライスコロッケの材料(3人分)

ライスコロッケの材料

  • 米 100g
  • チキンスープ 450cc
  • パルメザンチーズ 15g
  • バター 10g
  • モッツァレラチーズ 50g
  • ミートソース 200g
  • トマトソース 200g
  • オリーブオイル 大さじ1
  • ニンニク 1片
  • イタリアンパセリ 適量
  • ローズマリー 1本
  • 塩、胡椒 適量
  • 小麦粉 適量
  • 卵 2個
  • パン粉 適量

ミートソースとトマトソースの材料

  • 玉ねぎ ミートソースに1/2個 トマトソースに1/4個
  • ニンジン 1/2本
  • セロリ 1/2本
  • 乾燥ポルチーニ茸 2枚
  • 合いびき肉 200g
  • 赤ワイン 30cc
  • ホールトマト ミートソース、トマトソース それぞれ各200g
  • チキンスープ 180cc
  • ローリエ 1枚
  • タイム 1本
  • オリーブオイル 大さじ2
  • ニンニク 2片
  • 塩、胡椒 適量
  • トマトケチャップ 小さじ2
  • ウスターソース 小さじ1

料理開始

まずポルチーニ茸を用意します。

ポルチーニ茸

これ、高級なやつですよね。どんな味かさっぱりわからないです。
今回は中に混ぜてしまいますが、
たくさん余ったので、今度ポルチーニ茸たっぷりのパスタを作りましょう!それなら味わいがわかると思います。
おぉ、楽しみです!
100ccのお水に30分つけておきます。

ポルチーニ茸を水でもどす

ニンニクをみじん切りにして、オリーブオイルにひたしておきます。
はいー、やりました。

ニンニクオイル

助手さん、ちょっとみじん切りが荒いですね。でも、食感を楽しむ意味ではアリですね。
ですね。ですね。
玉ねぎ、ニンジン、セロリをフードプロセッサーでみじん切りにしておきます。

野菜をみじん切りにする

このフードプロセッサーほんと使いやすいですね。
今回は、パン粉も自家製です。ゴールデンヨットを使った食パンを焼いておきました。

自家製食パン

無造作にちぎって、フードプロセッサーにかければいいんですよね。

パン粉をちぎる

適当に入れて、ミキサーを回せば。

パン粉をフードプロセッサーで作る

自家製パン粉のできあがりなう!

自家製パン粉

さらさらで、いい感じですね!
さて、こちら、水にもどしたポルチーニ茸から、いいエキスがでています。
ポルチーニ茸は、みじん切りにしてください。エキスは使うのでとっておきます。

ポルチーニ茸のエキス

みじん切りしましたー。

ポルチーニ茸をみじん切りにする

ミートソースを作ります

鍋にガーリックオイルを大さじ1入れ、火にかけます。

ニンニクオイルを火にかける

ニンニクが踊り始めたら野菜を投入し、色がつくまで炒めます。

野菜を投入色がつくまで炒める

みじん切りポルチーニ茸を入れ、さらに炒めます。

ポルチーニ茸を加える

いい香りがしてきました。
別のフライパンにバターを入れ、合いびき肉を炒めます。

バターを溶かす

お肉は国産の美味しそうなやつを選んできました。

合いびき肉を炒める

この佇まい。キロ148円ってところね。わかります。
色が変わってきたら、赤ワインを入れ、アルコールがとぶまで炒めます。

赤ワインを投入

ワインが飛んだら、火を止めます。

炒め終了

野菜の鍋に炒めたひき肉を入れます。

ひき肉を入れる

ポルチーニ茸のもどし汁と、チキンスープを入れます。

ポルチーニ茸の戻し汁を入れる

ガンガン攻めますね!
ホールトマトをよく潰してから、加えます。

ホールトマトをよくつぶすホールトマトを加える

しっかり潰しておくと、舌触りがよくなりますね。
ローリエ、タイムの枝、塩、胡椒、トマトケチャップ、ウスターソースを入れ、蓋をして50分煮込みます。

タイムとローリエを入れる

これは、50分後のできあがりが楽しみです。
ミートソースのできあがりー。

ミートソースのできあがり

いい匂いだーー!

トマトソースを作ります

次に、トマトソースを作ります。
フライパンにニンニクオイル大さじ1を入れ、火にかけます。

ニンニクオイルを炒める

にんにくオイル大活躍ですね。
みじん切りの玉ねぎを加え、よく炒めます。

玉ねぎを炒める

これ、色が変わるまでしっかり炒めると、甘み引き立つ美味しいトマトソースになりますかね?
なると思います。
甘いたまねぎが好きなんです。
よくつぶしたホールトマトを加え、塩を入れます。

ホールトマトを加える

水分が飛ぶまで炒めます。トマトソースの出来上がり。

水分が飛ぶまで炒める

水分が飛んでぐっと濃くなっている感じです!

トマトソースの出来上がり

チーズを用意します

パルミジャーノ・レッジャーノチーズをすりおろしておきます。

パルミジャーノ

チーズすりおろし機が欲しいところ。

チーズをすりおろす

粉になりましたね。中に混ぜるので、これでいいんです。

パルメザンチーズのできあがり

固形で食べたいな。。
モッツァレラチーズは、5mm角の大きさに切っておきます。

5mm角にきる

つまりこれが、ライスコロッケの中心でとろーりの元ですね。
ここまでで、下ごしらえの完了です!
いよいよライスを仕込んでいきますよー。

ライスの仕込み作業

大きめの鍋、もしくはフライパンににんにくオイル大さじ1を入れ、火にかけます。

ニンニクオイルを炒める

うちはフライパンを利用ですね。
お米を投入。ここでポイント。お米は洗わないでそのまま入れます。

お米を炒める

半透明になったら、チキンスープをひたひたになるくらいまで入れます。

チキンスープを加える

これから13分〜15分くらい炒めていきます。お米の芯が少し残るくらいまで炒めるのがポイント。
水分がなくなってきたら、チキンスープを足す、を繰り返しながら炒めます。

チキンスープを足す

すぐ蒸発していくので、なんだか目が離せない作業ですね。
そうですね。ここでのお米の固さが味にダイレクトに影響するので超注意です。
ライスが炒め終わりましたよー。

ライスできあがり

味見してみると、うっすら固さが残るくらい。これくらいがいいんですね!
ミートソースを加えます。

ミートソースを加える

まぜまぜ。
バター、塩、胡椒を加えます。

バターを加える

火をとめて、パルメザンチーズを入れます。

パルメザンチーズを加える

パルミジャーノレッジャーノ!!
言いたいだけですね。
調子に乗って、パルメザンチーズを更に足しちゃいます。へへへ。

パルメザンチーズを足す

しっかりと混ぜたら、バットに移します。

ライスをバットに移す

氷水を張ったバットを用意。

氷水をはる

おお、どうするのでしょう。
氷のバットの上に、ミートソースバットを載せて、その上にラップをかけたライスのバットをのせます。

ライスを冷やす

こうすることで急速に冷やすことができます。
バットってほんといい仕事しますね。

衣の準備

ボウルに卵を割り入れます。

卵を割る

なんだか、色が違いますね。
左の卵はパプリカの餌を食べて育った鶏の卵です。
オレンジ色が濃くておいしそうだ!
塩、胡椒をしてよく混ぜ、ざるでこしておきます。

ざるで漉す

衣をつける

冷めたライスを8等分にします。

ライスを分ける

少し小ぶりですね。
モッツァレラチーズを中に入れ込んで、丸めます。

モッツァレラチーズを入れる

こんな感じに丸めます。

丸め終わり

水分多いなと思っていましたけど、わりと固まるんですね。
全部丸め終わりました。

ライスボールたち

小麦粉を全体につけます。

小麦粉をつける

卵、パン粉をつけます。

パン粉をつける

なんか、ざくぎりのパン粉は、鬼パン粉!って感じですね。

ライスコロッケを揚げる

鬼おろし的な感じね。

あげていきます

体に脂肪がつきにくい日清ヘルシーリセッタををたっぷり投入します。

オイルを投入

やっぱ揚げ物には、体に脂肪がつきにくい日清ヘルシーリセッタに限りますね!
油かすとりを使って投入すると、はねなくて便利です。160度から170度でじっくり揚げていきます。

180度で揚げる

思ったより低温じゃないですか?
実は、生パン粉は焦げやすいので、じっくり中まで火を通すと高温だと、だいぶ焦げた色になってしまうのです。
なーるほどー。
ころころころがしながら、丸みをくずさないようにします。

コロコロ転がす

きつね色になったらできあがり。

きつね色になったらできあがり

できあがり!

おいしそう!おいしそう!おいしそう!

ライスコロッケたち

トマトソースと、タイム、イタリアンパセリをかざって出来上がりです!

ライスコロッケのできあがり

おぉ、このお皿は、波佐見焼ですね!素敵です。
お、さすがですね。素敵なお皿ですよね。
中のチーズがとろけて、美味しい!衣はサックサク!

チーズがとろける

ちなみに、左が自家製パン粉を使って、右が市販のパン粉を使って、同じ時間揚げたものです。

パン粉の違い

生パン粉のほうが、火が通りやすいので、色が濃いのですね。
ライスコロッケで残ったミートソースは、ペンネと合わせて食べました。

ペンネミートソース

やっぱイタリアンは美味しいですね!

作ってみての感想

ライスコロッケは、思っていた以上に、工数が多くて下ごしらえが大変な料理でした。
ミートソース、トマトソース、リゾットと、3品を作る時間がかかります。

しかし、下ごしらえをして、丸めるところまでやっておけば、あとは揚げるだけです。

揚げたてに食べたので、外がサクサクの、中はしっとり、中央はトロ~リという食感。
ミートソースとトマトソースのコラボなわけで、それにお米とチーズが交じり合うんですから、うまくないわけありません。

ただ、ライスの炊き込む加減や、ミートソースの味付け、揚げ時間など、気を抜けないポイントがある料理なので、ごまかしが効きづらい料理だなと思いました。
ちょっとした集まりで活躍しそうな料理だと思いました!

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  1. 「むかご」ってご存知ですか? 秋限定の旬の味!むかごご飯のレシピ

投稿日:2013年10月15日

関連リンク

むかごご飯

ほくほくしたむかごご飯
むかごを使った炊き込みご飯を作ってみました。
温泉宿で出てきそうな、秋を贅沢に感じる逸品です。

むかごって何?

「むかご」とは、山芋の地上部分にできる直径1センチくらいの大きさの球芽のことです。

通常、山芋は地中に伸びて育っていく作物です。 ではその時地上部分はどうなっていくかというと、にょきにょきと蔓が伸びていくのです。 蔓は枝分かれして、また、たくさんの葉を付けます。 その枝分かれする部分に、ぽちっとできるのが「むかご」です。
引用:チームむかご


味の表現は難しいのですが、山芋を凝縮されていているような味で、かといって、臭みもクセもありません。
柔らかい皮の中にあるのは、上品な味わいの小さなポテトといった感じです。

むかごご飯を作ってみよう

助手さん、最近は夏の暑さもすっかり影を潜めて、もう10月ですよ。
濃紺さん、そうですね。すっかり秋になりましたねー。
ところで、助手さんにとって、秋と言えば、何の秋ですか?
んー、普通に言えば、食欲の秋読書の秋。そしてこの2つは聞き秋た。なんちゃって!
うむー、失望を禁じ得ないですね。
私なんかは、むかごの秋ですね。
また、なんですか、むかごって!
聞きなれない言葉です。
今日は、秋の味覚でも楽しもうと、これを用意しました。

収穫したむかご

これが、むかごです。
お!なんだろう。このちいさなコロコロは。なんというか、うさ
むかごとは、地上にのびた山芋の葉っぱについてる小さな実なんです。
山芋の子供っていうところでしょうか。
へぇ!では、これは食べられるんですね。
どうやって生えているんですか?

むかごの収穫

それは、こちらを見てください。

松の木

なんでしょうか。この生い茂ったエリアは?
ここが収穫地。知り合いの家の緑の生い茂る庭です。
数十年も前に山芋を植えていて、毎年ツルがのびて、そこからむかごが取れるとのことで、おじゃましてきました。
へーすごい。普通に採れるものなんですね。
ちなみに、肝心の山芋は、生い茂った木々の下にあって、どこに生えてるのか、もはやわかりませんでしたね。

そして、むかごは、こんな風に生えています。

むかご1

色々な木や植物にからみついていました。

むかご2

こんな感じだったり。

むかご3

こんな感じだったり。

むかご4

結構簡単にポロッと採れてしまうので、落とさないように収穫してきました。

むかご5

むかごは結構小さいです。ひよこ豆みたいな大きさです。

軍手とむかご

こちらが収穫されたむかごです。

収穫したむかご

大小様々な大きさから天然を感じますね。
これを、炊き込みご飯にして楽しみたいと思います。
さっそく、作り方をみてみましょう。

料理の手順

  • むかごを洗う
  • 昆布をきれいに拭く
  • 米をとぐ
  • 調味料、具材を入れて1時間おく
  • 炊飯する
  • ゴマ、海苔をちらして出来上がり

むかごご飯の材料(3〜4人分)

  • 米 2合
  • むかご 100g
  • 酒 大さじ1
  • 塩 小さじ1
  • 昆布 1枚

料理開始

むかごご飯を作ります

では、「むかごご飯」を作っていきます。
おねがいします。
今日は、むかごの紹介がメインなので、料理は至ってシンプル。
簡単ですので、さくっとご紹介しますね。
まず、むかごを洗います。

むかごを洗う

昆布を、水に濡らしたふきんで拭いて、表面のゴミを取り除きます。

昆布をきれいに拭く

水で流すと、うまみ成分が逃げてしまうからですね。
米を研ぎ、2合分の水を入れたあと、塩と酒を加えて、くるっと混ぜます。

米をとぐ

むかごを入れ、その上に昆布をのせます。

昆布をのせる

1時間ほど置いてから、炊飯して出来上がりです。

むかごご飯炊きあがり

とっても簡単ですね!
さて、お味はどんなだろう。

できあがり!

炊き上がったら、ほくほくのむかごご飯の完成です。

ほくほくしたむかごご飯

むかごは、ほくほくとしたやさしいお味ですね。
酒や昆布を混ぜているからなのか、普段の家庭のご飯の味ではなく、一手間加えられた、小料理屋の味がします。小料理屋って行ったことが無いので、想像ですけど。
ゴマ、海苔を散らしてもいいんじゃないでしょうか。

ゴマと海苔を散らす

秋の味覚、むかごご飯は飽きないですね!
。。。

作ってみての感想

むかごは、食べたことのある人は少ないかもしれない、秋限定の味覚です。

私も、数年前から知り合いから頂くようになり食べるようになったのですが、個人的な感想としては、むかごという名前も、どこか秋を漂わせるイメージがあり、これを食べると秋がきたなーという気分になります。

そして、秋はまた新米の季節です。

栗ご飯、しめじのしょうがご飯、秋野菜と鮭の炊き込みご飯、松茸ご飯など、美味しく炊き込める料理が沢山あります。

秋のゆっくりとした休日に、美味しい新米を買ってきて、秋の味覚で炊き込みご飯を作って、素敵なお茶碗で頂くのも、とても贅沢な休日の過ごし方だと思います。

いい炊飯器が欲しくなりました。
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