1. たまご焼きフライパンで作る!簡単手作りミルクレープ

投稿日:2013年10月4日

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ミルクレープを家庭で作る!

ミルクレープをディスプレイ
家にあるフライパンでクレープを焼き、クレープ生地の間にカスタードクリームを挟んで何層にも重ねてみました。

フライパン選びについて

ストーブのクレープパンを購入したので、これでクレープ生地を何枚も作ろうとやってみたのですが、これで作ると、大変な量が出来上がってしまいます。
ストウブのクレープパン
食べる人間が少ないので、今回のミルクレープ作りに登場したのは、どこの家にもある玉子焼き用のフライパンです。
これを使って、サイズも厚さも一定のクレープ生地を作ることができました。
卵焼きフライパン

もっとクレープ慣れしたら、丸くて大きいミルクレープを作りたいと思います。

ミルクレープを作ってみよう

今日は、甘いケーキでもつくりましょう。
お、久しぶりのケーキですね。やりましょう!
どんなケーキを作りましょうか?私はモンブランが好きです。
おっ!モンブランいいですね!私も好きです。
じゃー、ミルクレープを作りましょう!
決まっていたんじゃないですか、、、
そういわずに、ミルクレープの作り方を見て行きましょう。

料理の手順

  • クレープの生地ダネを作る
  • カスタードクリームを作る
  • 生クリームを泡立てて、カスタードクリームと混ぜる
  • フライパンで生地をたくさん焼く
  • 生地の間にクリームを塗って、生地を重ねていく
  • 適当な大きさに切ってできあがり
ミルクレープなので、クレープの生地と、クリームを作ります。
クリームは、カスタードクリームホイップクリームを混ぜて作ります。
カスタードクリームもホイップクリームも、混ぜていると急に固まってくるので、タイミングに注意しながら作ってくださいね。
なんだか想像できないなぁ。
大丈夫。一度やればなんとなくわかるので、やってみましょう。
よし、がんばります。
では、材料を準備してはじめましょう。

クレープの材料(20〜25枚)

  • 薄力粉 200g
  • 卵 4個
  • てんさい糖 大さじ1
  • 塩 ひとつまみ
  • 牛乳 500ml
  • 無塩バター 40g
  • バニラエッセンス 適量

カスタードクリームの材料

  • 卵黄 2個分
  • グラニュー糖 大さじ3
  • コーンスターチ 大さじ2
  • 牛乳 200cc
  • バニラエッセンス 少々
  • 生クリーム 200ml
  • グラニュー糖 大さじ1
  • 溶かしバター(お好みで) 10g

料理開始

生地のタネを作ります

では、生地作りの材料を全部まぜていきます。
混ぜるといっても、順番にやっていく感じですね。
ですね。まず卵をときほぐしておきます。

卵をときほぐす

助手さん、レンジで無塩バターを溶かしておいてください。
はーい。

バターを溶かす

ここから混ぜの始まりです。
薄力粉を、ふるってきめ細かくします。

薄力粉をふるう

さらさらですねー。
ふるったら、てんさい糖と塩を加えます。

てんさい糖を加える

おなじみのてんさい糖は、体を温める効果がありますね。
ここがポイント。粉類に牛乳を1/2加えて、混ぜます。

牛乳を加える

一度に全部混ぜたらいけないんですね。
そうですね。小麦粉は細かいので、全体に牛乳がまんべんなく回るようにして、混ぜないと、粉のダマが残ってしまうんです。
混ざったら、残りの牛乳を加えて、混ぜます。

残りの牛乳を加える

先ほど、ときほぐした卵を加えて、混ぜ合わせます。

卵を加える

助手さんが溶かしてくれた、溶かしバターを加えます。

バターを加える

これで混ぜあわせ完了。
混ぜあわせたら、冷蔵庫で3時間以上寝かせておきます。

生地を寝かせる

なんで寝かせる必要があるんですか?
寝かせることで、小麦粉が馴染んで、生地が破れにくくなるんです。
なるほどー。
あと、寝かせた生地をざるでこしてください。
これは、生地をなめらかにするためですね。

ざるで濾す

よし、まずは、生地の準備完了。

クリーム作り

中に挟むクリームを作ります。
カスタードクリームを作る、ホイップクリームを作る、冷めたところで、両方を混ぜる。という流れで作ります。
カスタードクリームは、少し寝かせて冷ますので、クレープを焼く2,3時間くらい前には作っておいてくださいね。
はーい。材料を持ってきました。

クリームの準備

では、まず、卵黄とグラニュー糖をボウルに入れ、よく混ぜます。

卵黄とグラニュー糖を混ぜる

コーンスターチを加え、よく混ぜます。

コーンスターチを加える

別の鍋に牛乳とバニラエッセンス数滴をいれます。

バニラエッセンスを加える

バニラエッセンスに関しては、特に入れすぎ注意ですね。
弱火にかけ、人肌程度にあたためます。
あたためすぎると、あとで混ぜ合わせる卵黄がかたまってしまうので、要注意ですよ!

人肌にあたためる

温まったら、さきほどのボウルに入れ、よく混ぜます。

ボウルに牛乳を加える

それをザルでこしながら、鍋に移しますっと。

ザルでこす

いい感じですねー。
やっぱり、こすのって大切なんですね。
鍋をかき混ぜながら弱火にかけます。

鍋を弱火にかける

ここがポイント!
はじめは様子が変わりませんが、いきなり固まり始めるので、目を離さずに。

かき混ぜ続ける

どうでしょう、少しずつ固まってきました。

とろみがついてくる

ドキドキです。

とろとろしてくる

トロトロ!

とろみがつくまで混ぜる

これくらいまでとろとろになったら、火からおろします。

カスタードのできあがり

カスタードクリームのできあがりです!
なにげに溶かしバターが入ってますね。
これはお好みで。風味付けってやつです。

クリームのできあがり

ぴったりクリームにつけるようにラップをして、冷蔵庫で冷します。

ラップをして冷やす

絵に描いたウニみたいですね!

ホイップクリームを作る

別のボウルに生クリームとグラニュー糖を入れ、ホイップします。
カスタードクリームに混ぜる、ホイップクリーム作りですね。
助手さんやってみてください。
泡だて器の機械を入れて混ぜるだけだから簡単です。ただ、終わらせるタイミングだけ注意してくださいね。
ポイントは固すぎずです。
は、はい、がんばります。
生クリームといえば、「タカナシ特選北海道純生クリーム47」ですね。

生クリーム

機械を使って、泡立てに入ります。

ホイップする

急に固まりだしました!

ホイップの途中

8分立てくらいまでが理想なのですが、これは、ちょっと泡立てのやりすぎですね。
もちろん使うので、この生クリームも冷蔵庫で冷しておきます。

生クリーム

いわゆる残念だけど、気にしないパターンでお願いします。

クレープに挟むクリームを作る

冷えたら、冷やしておいたカスタードクリームと混ぜあわせます。

カスタードと混ぜる

かるーくふんわり混ぜれば完成です。
ホイップクリームが固くてもふんわり混ぜれば大丈夫です。

カスタードと生クリーム

そうそう、ふんわり混ぜれば大丈夫!おいしそう!

生地を焼きます

ここからはスピード勝負です。
一気に説明していきますよ!
おねがいします!
弱火のフライパンにバターをうすーくひきます。

バターをひく

1枚分の生地をすくい、

生地をすくう

フライパンに生地を流し入れ、平にならします。

生地を流す

急がないとすぐに固まっちゃうんですね。

平にならす

表面が乾いたら、

表面を乾くまで焼く

裏返して、20〜30秒焼きます。

裏返す

おお、目玉焼きフライパンは、手首のスナップでスルッとスライドするんですね!
箸で端をつまんで、

裏返す

せいやっと。

裏返す

おお、すごい綺麗!

きれいな焼き色

こんな感じに焼いていきます。

クレープ焼き上がり

どんどん焼いていきます。

どんどん焼いていく

焼き色、さまざまですね。

色々な焼き色色々な焼き色_2色々な焼き色_3色々な焼き色_4色々な焼き色_5

作る度にどんどんスピードアップします。後半は瞬殺でしたね。
あと、バターは時々塗ればいいですね。フライパンに馴染む程度で良さそうです。
20枚以上焼けましたので、これくらいで。
粗熱がとれたら、ラップをして冷蔵庫で冷やしておきます。

クレープたくさん焼けた

クレープがたくさん

20枚以上のクレープ

クレープにクリームを挟んでいく

冷やしておいたクレープにクリームを挟み込んでいきます。
クリームを挟んでいく

こんな感じに。これを繰り返します。

クリームを塗っていく

どんどん重ねていきます。

クレープを重ねていく

クリームが少なかったかもですが、完成!

ミルクレープのできあがり

なんとなく、ミルクレープだー!
この後、冷蔵庫で冷やしてから切ってくださいね。
冷えてないと、うまく切れないのです。
あ、無理に切ってみたら、クリームがびにょってでてきました。

よく冷やしてから切る

できあがり!

綺麗にもりつけて、ミルクレープの完成です!
卵焼きらしく、めちゃくちゃ四角いですね!うまそう!

ミルクレープをディスプレイ

作ってみての感想

重ね終わったあと、すぐにナイフを入れると崩れやすいですが、クリーム感があって美味しいです。
冷やしてから、ナイフを入れると、写真のように綺麗にはなりますが、少しクリームが固くなってしまいました。

どうやら、一番美味しく食べれる温度がありそうだと、調べてみるとありました。

ケーキ屋さんの冷蔵庫やショーケースは一般的な家庭の冷蔵庫より温度が低く、およそ3度から6度、さらに湿度は60~80%と高く保てるようになっています。
参考:知識の宝庫!目がテン!ライブラリー(リンク先が無くなりました)

反省点として、今回のミルクレープは、もっとクリームを挟んだほうがよかったなと思います。
まるでバームクーヘンじゃないか!これじゃ!なので、ミルクレープはクリームたっぷり塗ったほうが良さそうです。

ところで、前に作った、カヌレ・ド・ボルドーにも再挑戦をしたいと思っています。
購入した型を1度しか使わないというのも、もったいないですからね!
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  1. もちもち食感!手作りイングリッシュマフィンで作るハンバーガー

投稿日:2013年9月17日

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イングリッシュマフィンのハンバーガー

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自家製のイングリッシュマフィンと、焼いたハンバーグと、巨大ズッキーニのステーキを合わせた、オリジナルハンバーガーを作ってみました。

イングリッシュマフィンのまわりについている粉は何?

イングリッシュマフィンは好きなのですが、まわりのざらざらした粉が、食べるときにぼろぼろ落ちるのが、面倒だなって思っていました。
この粉はなんだろうと調べてみると、コーングリッツといって、とうもろこしを破砕し胚芽、表皮を除去して残った胚乳部を挽き割りしたものだそうです。

ようは、とうもろこしの粗挽粉です。

イングリッシュマフィンにのまわりのコーングリッツは、トーストした時の香ばしさや、カリッとした食感を楽しむために、とっても重要な役割を担っています。

オリジナルバーガーを作ろう

先日軽井沢で手に入れた巨大ズッキーニって、まだありますよね?
このズッキーニですね。まだ冷蔵庫に半分あります。
写真の左は、前回フリットにしたズッキーニの花ですね。

ズッキーニの花

例えば、これを厚切りにして、ハンバーガーに挟んだら、面白い食感になると思いませんか?
おもしろいですね。早く食べたいです!
とりあえず、バンズを作ってきます!
そう慌てないでください。助手さんは本当にハンバーガーが好きですよね。
ハンバーガーといっても、今回のバンズは、イングリッシュマフィンにします。
おっと、また新たなメニューですね。
今回は、きれいなイングリッシュマフィンのバンズを作るために、バンズの型を買ってきました。

バンズ用の型

へー、こういった型もあるんですか。
これまではセルクルで焼いていましたが、この専用型を使ったほうが綺麗に型からバンズを取り出すことができるのです。

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セルクルだと、パンのまわりが少しくっついていましたもんね。
では、イングリッシュマフィンのハンバーガーの、作り方を見ておきましょう。

料理の手順

  • パンの生地を作る
  • コーングリッツをまぶす
  • 30度のオーブンで40〜50分発酵させる
  • 200度のオーブンで15分焼く
  • ハンバーガーの具材をつくる
  • イングリッシュマフィンに挟んで完成
今回のポイントは、色々あるのですが、小麦粉に混ぜる米粉です!
小麦粉に米粉を混ぜるんですか?
リ・ファリーヌ・レジェールという国産の米粉を混ぜます。
ただ、米粉と言っても、これはもち米から作られたもの。モチっと感が増すわけです。
これがポイントです!

リ・ファリーヌレジェール

小麦粉は、リスドォルを使います。
フランスパン用の準強力粉で、皮はカリッと中はもちもちに仕上がるのが特徴です。
なんとなく想像はできたでしょうか?

リスドォル

なるほどー。この2つの粉で、外はかりっと、中はもちっと仕上がるわけですね。
米粉でイングリッシュマフィンとか、なんかおしゃれですね。
では、こちらに材料を書いておいたので、用意しておいてください。

イングリッシュマフィンの材料(6個分)

  • 準強力粉リスドォル 225g
  • リ・ファリーヌ・レジェール(国産米粉) 25g
  • てんさい糖 10g
  • 塩 小さじ1
  • スキムミルク 6g
  • ドライイースト 小さじ1
  • 水 180ml
  • 無塩バター 10g
  • コーングリッツ 適量

イングリッシュマフィンバーガーの具(1個分)

  • ひき肉 200g
  • 塩 少々
  • 胡椒 少々
  • オールスパイス 少々
  • ナツメグ 少々
  • ベーコン 2〜3枚くらい
  • 卵 1個
  • ズッキーニ輪切り 1枚
  • ケチャップ 適量
  • マヨネーズ 適量

料理開始

イングリッシュマフィンの生地をつくる

生地を作るには、いつも通り、sirocaのホームベーカリーを利用します。

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sirocaのホームベーカリーは、ネットだと6000円くらいで買えるのに、すごく役に立ちますね!
材料をパンケースに入れて、スイッチ・オンで生地作り開始です。

生地作り開始

生地を焼く

ホームベーカリーに入れてから、1時間55分後、生地ができましたー。
なんだろう、すごく綺麗。

生地の出来上がり

この生地を打ち粉をした台の上に取り出します。

生地を取り出す

いつものバンズより、もっちもちでくっつきますね。
スケッパーで6等分に分けます。スケッパーがあると、便利です。

6等分に分ける

それぞれをきれいに丸めます。

きれに丸める

なんともいえない触り心地ですね。
濡らして固くしぼったふきんをかけて、15分休ませます。

生地を休ませる

これまた、派手なふきんですね!
15分休ませた生地です。少し膨らんでます。
これを軽くおさえてガス抜きして、またきれいに丸めなおします。

15分寝かせた生地

霧吹きで表面を軽く濡らして、コーングリッツを生地全体にまぶします。

霧吹きで表面を濡らす

これがコーングリッツですかー。

コーングリッツ

コーングリッツをまぶした生地を、型に入れます。

コーングリッツをまぶす

準備完了ですね!
30度のオーブンで40〜50分発酵させます。

発酵させた生地

イングリッシュマフィンは膨らませないのがポイントなので、オーブンシートを載せた上に天板を載せます。
まずはオーブンシートを乗せて、

クッキングシートを敷く

その上から天板を乗せたら、200度のオーブンで15分焼きます。

天板ではさんで焼く

15分経ちました、完成ですかね。

マフィンが焼けた

いいですね。型からとってみてください。
するんと取れますね!
型にバターを塗り忘れてるんじゃないかって思っていましたが、要らないんですね。

型離れがいい

きれいに焼けました!

きれいに焼けたマフィン

半分に切ってみますね。

モチモチなマフィン

うまおー! 皮はしっかり、中はモチモチな感じです。うまおー!
これを手でちぎってみるとこんな感じ。

中はモチモチ

中の生地が伸びるくらいモチモチです。

ハンバーガーの具材を用意する

それでは、バーガーの具も焼いていきますよー。
セルクルを使って丸く整えたパテとズッキーニのステーキを焼きます。

パテとズッキーニのステーキ

両方とも、いい焦げ目がついたら出来上がり。

パテを焼く
ズッキーニを焼く

ベーコンエッグも焼きます。

ベーコンエッグ

前回ハンバーガーを作った時に覚えた、ケチャップとマヨネーズを合わせたハンバーガー用のオーロラソースも用意しました。

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よし!では、先ほど作った、イングリッシュマフィンに挟んで完成させましょう!

できあがり!

おぉ!ズッキーニの大きさが丁度いい!ボリュームもあってうまそう!

バーガーの出来上がり

では、助手さん、食べてみてください。
いいんですか!という前に、かぶりつく!
う、うまい! ベーコンエッグとパテとズッキーニがからみあって、最高です!
というか、ズッキーニの食感すごくいい!いいです!

バーガーにかぶりつく

大きなズッキーニが手に入ったことで、思いついたハンバーガーですが、思った以上に美味しくできてよかったです!

作ってみての感想

今回、イングリッシュマフィンに初めて挑戦したのですが、小麦粉ともち米の米粉を合わせたお陰で、外はカリっとしていて、中が柔らかい歯ごたえを実現することができました。この感触がすごく好きなんです。

今度は、このイングリッシュマフィンの材料で、ドーナツを作ったり、一口サイズのを作ったり、食感を楽しめる料理を研究して作りたいと思いました。
乞うご期待で!
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