目次
うさぎやは都内に3店舗ある?
東京のどら焼きといえば、名店がいくつか存在します。その中でも、多くの人が思い浮かべるのではないかと思うお店の1つ、「うさぎや」。
上野、日本橋、阿佐ヶ谷と、店舗があるのは知られているところです。
阿佐ヶ谷のうさぎや

上野のうさぎや

日本橋のうさぎや

今回は、この3店舗を比較して、ご紹介したいと思います。
うさぎやとは?
上野のうさぎやのホームページによると、富山県出身である、創業者初代谷口喜作さんが大正2年に開店したとの事。
店名のうさぎやは、初代が卯年生まれだったからなんだそうです。
この上野のうさぎやさんの息子さんがはじめられたのが、「日本橋のうさぎや」で、
娘さんがはじめられたのが、「阿佐ヶ谷のうさぎや」さんなんだそうです。
経営はそれぞれ独立しているそうで、
製法や材料も違うため、3つともそれぞれのオリジナリティがあります。
ちなみに、上野、阿佐ヶ谷は店舗は1店舗ずつですが、日本橋は2店舗あります。
日本橋「うさぎや 本店」は、土日祝日が定休日ですが、
日本橋「うさぎや 中央通り店」は、日祝日が定休日なので、土曜日は営業しています。
はじめ知らなかったので、平日は買えないのかと思っていましたが、週末でも土曜日に中央通店で購入可能です。
阿佐ヶ谷のうさぎやのどら焼き
阿佐ヶ谷のどら焼きは、うさぎのマークが印字された包装がかわいい。買った当日は、ほんのり温かく、出来立ての柔らかさを感じました。

たっぷりの粒あんでふっくらしたどら焼き。
皮の表面は、きめ細やかな焼き具合で、しっとり。
はちみつがいい感じに香り、上品な粒あんと相まって、口の中で幸せな満足感を味わえました。

どら焼きを割ってみると、

豆の大きい粒あんがたっぷり。
つぶ餡は甘すぎず、程よい加減。
皮に厚みがあり、食べごたえがありました。

皮の裏面にほんのり粒あんが染みていました。



どら焼きのサイズ
サイズは、絶対的ではなく、どら焼き1つ1つに個性があるので、参考程度眺めていただけると幸いです。大きさは、約10cmほど。(素人採寸にて、誤差はご容赦ください)

厚みは、だいたい3cm〜3.5cmのものが多かったです。

重さは、だいたい110g 前後くらいの物が多かったです。

原材料は、「小麦粉、砂糖、はちみつ、小豆、水飴、卵、塩、みりん、膨張剤」
上野、日本橋にはない「塩、みりん」が入っています。

包装
包装は簡易的なので、贈答用の場合は箱入りのものを頼むといいと思います。参考:2016年4月現在
箱入り どら焼き5個は、1,150円
箱入り どら焼き10個は2,150円

自宅用のどら焼きは、下に厚紙が入って包まれていました。

日持ち
消費期限は基本的に3日です。あんみつやお団子などの生ものは当日までとの事でした。

阿佐ヶ谷のお店の様子
お店の外観です。駅から徒歩3分。「うさぎや」の看板が目立つのであまり迷わないと思います。
平日でもお客さんがとぎれず、人気の程がうかがえました。

和風な雰囲気の店内。

どら焼きだけではなく、他の和菓子も美味しそうでした。


お赤飯やあんみつ、草団子もありました。

テーブルが3つほどあり、店内でイートインもできます。

その他の和菓子

みたらし団子
しっかりした焼き具合で、甘さが絶妙。団子が柔らかく、程よい歯ごたえがありました。団子の弾力が最高で、焼き加減も最高! 本物のみたらし団子という感じがしました。
みたらし好きなら食べるべし!

こしあん団子
こしあんの上品な甘さと、団子のもちもち具合がとても美味しかったです。
うさぎの形をしたおまんじゅう
一口で食べられるくらいの大きさでかわいかったです。
黒糖をつかった餡が入っている「月影」
小ぶりなサイズで、美味しかったです。
いちご大福
求肥はもちもち、粒あんはもちろん美味しく、全体に柔らかい一品でした。
うさぎや(阿佐ヶ谷)
場所:JR中央線 阿佐ヶ谷駅から徒歩3分
営業時間:9:00~19:00(定休日:土曜・第3金曜)
予約:可能
席数:12席 (テーブル4名卓×3)
場所:JR中央線 阿佐ヶ谷駅から徒歩3分
営業時間:9:00~19:00(定休日:土曜・第3金曜)
予約:可能
席数:12席 (テーブル4名卓×3)
上野のうさぎやのどら焼き
上野のどら焼きは、シンプルな包装。こちらも買った当日は、ほんのり温かく、箱からもれる香りがたまりませんでした。

十勝産の小豆をつかった粒あんがしっとり柔らかく、明るめの小豆色。
皮は、レンゲのはちみつが効いていました。
きめ細やかに焼かれた皮と、みずみずしい粒あんが、絶妙でした。
16時以降に購入したい場合は、要予約だそう。
買ったらその場で1つ食べたいくらいです。
やはり、どら焼きは出来立てが一番!
帰って当日食べたものと、次の日に食べたものでは、やはり当日の方が美味しかったです。
粒あんのみずみずしさを味わうには、出来立てが一番だと思います。

横から見たところ

割ってみると、

粒あんがほんのりしみていました。


たっぷり、つやつやの粒あんがたまりません。


どら焼きのサイズ
サイズは、絶対的ではなく、どら焼き1つ1つに個性があるので、参考程度眺めていただけると幸いです。大きさは10cm少しないくらい。(素人採寸にて、誤差はご容赦ください)

厚みは、だいたい3cmのものが多かったです。

重さは、だいたい100〜110g前後のものが多かったです。

原材料は、「砂糖、小豆、小麦粉、全卵、はちみつ、水飴、膨張剤」

包装
5個入りを頼んだら、箱入りのものでいただきました。参考:2015年4月現在
箱入り どら焼き10個は2,185円

崩れず、このまま贈答にも使えるので、便利だなと思いました。

日持ち
消費期限は、次の日まで。
上野のお店の様子
お店の外観です。上野広小路駅から193m。
大きめな店舗で目立つのでわかりやすいと思います。
行った日は、雨にもかかわらずお客さんがとぎれていませんでした。

落ち着いた雰囲気の店内。



ショーケース。
色々な数のどら焼きの箱詰めがありました。

英語、中国語、韓国語、フランス語のどら焼きの説明文が店内にあり、
ワールドワイドな人気度がうかがえました。

その他の商品
その他にも、うさぎまんじゅう、羊羹、草もち(春)、どら餡ソフト(夏)など、の商品があります。うさぎや(上野)
場所:地下鉄銀座線 上野広小路駅から193m
営業時間:9:00~18:00(定休日:水曜日)
※どらやきの購入で16時以降に来店の場合要予約
予約:可能
個室:無(テイクアウトのみ)
場所:地下鉄銀座線 上野広小路駅から193m
営業時間:9:00~18:00(定休日:水曜日)
※どらやきの購入で16時以降に来店の場合要予約
予約:可能
個室:無(テイクアウトのみ)
日本橋のうさぎやのどら焼き
日本橋のどら焼きは、大きめでずっしり!厚みのある皮は、食べごたえ十分でした。

包装にうさぎやのマークが小さく印字されていました。

粒あんが他のうさぎやのものより少し大きめな印象。
皮と粒あんの相性が程よく、しっとりしていておしるこを食べているような感覚。
適度な甘さ加減です。
皮は密度が濃く、重厚感があります。

割ってみると、


ふんわりと焼かれた厚みのある皮に、たっぷりの粒あん!



粒あんの存在感があります。

どら焼きのサイズ
サイズは、絶対的ではなく、どら焼き1つ1つに個性があるので、参考程度眺めていただけると幸いです。大きさは約10cmほど。(素人採寸にて、誤差はご容赦ください)

厚みは、だいたい3cm〜3.5cmくらいのものが多かったです。

重さは、だいたい110〜120g前後のものが多かったです。

包装
自宅用に、簡易包装です。贈答用に、箱入りのものもありました。
参考:2015年4月現在
箱入り どら焼き10個は2,300円

日持ち
消費期限は、次の日まで。原材料は、「小豆、砂糖、小麦粉、卵、はちみつ、重曹」

日本橋のお店の様子
お店の外観です。日本橋駅から216m。
うかがった日は、風が強くのれんの文字が隠れてしまっていましたが、
「うさぎや」ののれんが大きくかかっています。
周りはビル街ですが、ここだけ和風なほっこりした空間でした。

店内はこぢんまりした空間。
うさぎの額が飾られていました。

ショーケース。
どら焼きと、もなかが存在感あります。


その他の商品
その他にも、モナカ、あんぱん、焼き菓子、羊羹、生菓子などがあります。うさぎや 本店(日本橋)
場所:日本橋駅から216m
営業時間:9:30~18:00(定休日:土曜・日曜・祝日)
予約:可能
個室:無(テイクアウトのみ)
場所:日本橋駅から216m
営業時間:9:30~18:00(定休日:土曜・日曜・祝日)
予約:可能
個室:無(テイクアウトのみ)
うさぎや 中央通り店(日本橋)
場所:日本橋駅から109m
営業時間:9:30~18:00(定休日:日曜祭日)
予約:可能
個室:無(テイクアウトのみ)
場所:日本橋駅から109m
営業時間:9:30~18:00(定休日:日曜祭日)
予約:可能
個室:無(テイクアウトのみ)
上野と日本橋のうさぎやの比較
もちろん、両方とても美味しく、甲乙はつけられません。両方オススメです!
たまたま、上野と日本橋のどら焼きを、同じ日に購入することができたので、比較してみました。
左が上野、右が日本橋のものです。

左の上野のどら焼き
左が明るいあずき色の粒あん、皮はさっくり焼かれた薄めのもの。粒あんがみずみずしく、柔らかめ。粒が小さめ。
日本橋のものより、甘め。と言っても、しつこさは全くなく、上品な甘さです。
原材料は、「砂糖、小豆、小麦粉、全卵、はちみつ、水飴、膨張剤」
右の日本橋のどら焼き
右が多少濃い目の粒あん、皮はふんわり厚みがあります。潰し気味の大きめの粒あんで、上野のものと比べると水分は少なめ。
上野のものより、甘さひかえめ。
原材料は、「小豆、砂糖、小麦粉、卵、はちみつ、重曹」
素材は3つの中で1番シンプルなようです。
どちらも美味しいので、機会があったらぜひ!