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道の駅で栗を買う
秋の深まりを感じる今日このごろ。
少し足を伸ばして、関東にある道の駅に行ってきました。
この時期ならではの野菜や果物が豊富に揃っており、心が踊ったのですが、その中でひときわ目を引いたのがこちらの栗。
実が大きく、ぷっくりとしていて、とても美味しそうな栗でした。
栗は1から調理したことがなく、ずっと気になっていた食材でした。
栗ご飯、渋皮煮、モンブラン。
色々と挑戦してみたくなり、思い切って2袋(2kg)買ってきましたので、調理スタートです!
渋皮煮を作る
家に帰って、さっそく渋皮煮を作ってみました。
先に出来上がりはこちら。
渋皮煮ができるまで、を簡単にまとめてみました。
まずは、鬼皮むき
写真を撮り忘れてしまったのですが、1kgの栗の鬼皮むきからスタート。
この鬼皮をむくのが結構大変な作業でした。
調べてみると、一晩水につけたり、お湯で煮てみたり、方法が色々あるようでしたが、一番簡単そうな方法でやってみました。
それは、「お湯に5分つける」です。一度にまとめてやらずに、少しずつむいてはお湯につけて、を繰り返しました。
鬼皮は、栗の下の硬い部分に包丁を入れ、表面を削るように少しとっかかりを作ると、割と簡単にむけました。
でも、最初の方は失敗してしまい、渋皮に少しでも傷がついてしまいました。
栗の表面が見えてしまうと、煮ている間に崩れてしまうのだそう。
それは栗ご飯用にすることに。
アク抜きを繰り返す
次にアク抜きです。
重曹を小さじ2くらい入れて、たっぷりのお湯で10分ほど煮ました。
あっという間に、お湯が濃いワインのような色に変色してきます。
このお湯はすべて茹でこぼします。
茹でこぼしを何回か繰り返し、湯の色が薄くなってきたらアク抜き終了。
茹でこぼす際は、やさしく取り扱わないと、栗の渋皮がむけてしまうので注意です。
私は、穴杓子ですくいながら行いました。
渋皮に残った筋を取り除く
次に、渋皮に残った筋をきれいに取り除きます。
指のはらで優しくこすり、それでも残っている筋は竹串を使って取り去ります。
こちらがきれいになった栗です。木目のような見た目で、とてもきれいです。
これは、渋皮が破れてしまった栗。茹でこぼしの際に傷ついてしまったのだと思われます。
傷ついてしまった栗は、砂糖で味つけせずにこのまま食べても美味しかったです。
栗を煮る
皮をむいた栗の総重量の60%の砂糖を使うため、計りにかけます。
1段で煮ることができるのが理想だそうなので、一番大きいフライパンに敷き詰めました。
ひたひたのお水を足し、半量の砂糖を加えます。
火にかけ、砂糖がとけたら、残りの砂糖を加えます。
アクが出たらそれを取ってから、落とし蓋をして30分ほど煮ます。
すでに栗が柔らかいため、ぐつぐつではなく、静かにゆっくり煮るイメージです。
火をとめたら、ゆっくり冷まして出来上がり。
渋皮煮の完成
はじめてチャレンジしたのですが、大満足に出来上がりました。
優しい甘さで、毎日食べても飽きません。
ちなみに、煮汁は牛乳に入れてマロンミルクを作って飲んでいます。
こちらもとても美味しいです。
秋の恒例行事にしたい、栗の渋皮煮作りでした。
栗にも色々形があって、個性を感じました。
来年も秋が待ち遠しい
皮を剥くのが結構たいへんでしたが、手をかけた栗がつやつやになって美味しくできたので大満足です。
ちなみに、鬼皮むきから出来上がりまで、5時間くらいかかりました。
とても美味しくできましたので、毎年の行事にしようと思います!